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摂理歴女の日本史講座

青年部女子まいですヽ(・ω・ )ノ

日本という国は、どうしてこうも
宗教やキリスト教に対して
偏見が強いのかと、
過去の自分は棚に上げて、
日々感じさせられます

民族性など原因はいろいろでしょうが、
一つ大きいのは、
近世の禁教政策ではないでしょうか。
 

目次

織田信長の大航海時代

世界が大航海時代を迎えると、
16世紀にはヨーロッパの宣教師たちが、
日本にも
布教にやって来るようになりました

ヨーロッパの国々との貿易で
利益を得たいと考えた
各地のお殿様の中には、
キリスト教に入信する
「キリシタン大名」も現れます。

織田信長も、ポルトガルの宣教師
フロイスと親しくするなど、
キリスト教を保護していました
 

豊臣秀吉の時代になると

長崎の大名が教会に土地を与えるなど、
徐々に拡大していく勢力が恐れられて、
バテレン追放令
出されるようになります。

バテレン(伴天連)、つまり宣教師を、
国外に追放する法令です。

その原文を見てみましょう。
 

矛盾だらけのバテレン追放令

一 日本ハ神国たるところ、きりしたん国より邪法じゃほうさずけ候儀、はなはだもっしかるべからず候事。

「神国である日本で、
 キリスト教国からの
 邪悪な教えを布教するのは、
 まったくもってけしからん」
とノタマってます。

ツッコミどころ満載ですね

「神様の国」と言ってるのに、
その神様の教えを受け入れない
というのは、
間違った神様を信仰していることを
自ら露呈しています

そして、こんな条文もあります。

一 ……右の如く日域にちいきの仏法を相破る事曲事くせごとに候条、伴天連バテレン儀、日本の地ニハおかせられ間敷まじく候間、今日より廿(二十)日の間ニ用意つかまつり帰国すべく候。……

「日本の仏教を
 破壊したりしていることはけしからん。
 宣教師を
 日本に置いておくことはできぬ。
 今日から20日以内に準備して帰国せよ!」
と、神様が遣わしてくださった人たちを
追放してしまったのです。
 

神様の愛にこたえられるように

始めにキリスト教を受け入れたのも、
「商売で儲けたいから」
という下心が多かったこと、
そして結局は
はねのけてしまったこと……。

神様が遠い島国にまで
目を向けてくださったのに、
その愛にこたえられなかったこと
は、
決して小さいことではありません。

この罪が、今もなお
禍根を残しているのではないでしょうか。

民族の無知を心から悔い改め、
神様の愛を回復できるよう
願うばかりです……(u_u)
 

HPL(幸せ摂理女性)☆まい

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