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一眼レフのF値を実際の撮影を通じて説明してみた

目次

F値とは

F値は「エフチ」と読み、別名「絞り値」とも言います。 レンズには焦点距離があります。中学生の時に一生懸命定規で求めるあれです。 そこに有効口径というレンズの光軸上無限遠の位置(とりあえずめちゃめちゃ遠いところっていうアバウトな感じで覚えておけばいいものです。)に光源があるとして、その光源からレンズへ入射する平行光線の光束の直径が関係してきます。 F値は、焦点距離を有効口径で割った値となります。 とどのつまり、 F値 = 焦点距離f / 有効口径Φ という式が当てはまるわけです。    

F値をいじるとどうなるのか

写真撮影をする上では、上記に挙げた式は一切覚えていなくてもなんら問題もありません。 じゃあ、なんで説明したんだ!ってツッコミが入りそうですが、分かって行うことは今後の応用に効いてくると信じて共有いたしました。 さてさて、F値の定義に関して分かったところで、このF値を変化させると写真にどんな影響がでるのかということを説明いたしますと、 大きくは二つあります。 ・明るさ ・ピント です。 F値が小さければ絞りを緩めるということなので、光がたくさん入ってきます。よって写真は明るくなります。そして、焦点を合わせた所以外はピンボケするようになり、被写体を際立たせる効果をもたらしてくれるのです。 またF値を大きくすると、絞るので暗めの写真が撮影されることになります。ピンボケの効果は薄く、全体的にはっきりと映るようになります。全体の風景をはっきり見せたいときにはF値を上げた状態がいいかもしれません。    

実際に撮影した写真

F値を変更させながら撮影してみると、これほど違いますよということを紹介いたします。 シャッタースピードは1/20 ISO感度は10000 に固定して、F値を変えて撮ってみた写真を以下に掲載しました。   F値:5.6 瓶に焦点を当てています。後ろのカーテンなど距離が遠いところにいけばいくほど、ピンボケしています。 というように、この明るさとピンボケの度合いがどんどん変わっていく様子を感じてみてください。   F値:7.1   F値:10   F値:20   どの写真が良いと思いましたか? 写真は芸術です。 どの写真がいいかというのに正解はありません。 商用目的や人にあげる用途でない限り、自分がいいなと思ったものを撮影して、楽しんでみてください。 カメラの技術が上がると楽しいです。    
今日のひとこと ちょっと暗めの写真のほうが目に優しくて好き
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