はじめに
自己紹介
私は介護の仕事をしている27歳の男性社会人です。仕事は6年目に入るところです。
大学の専攻は今の仕事とほとんど関係のなかった国際協力の分野でした。
私の就職活動の特徴
私の就活は、目標ゼロからのスタートでした。どの業界がいいのか、何をしたいのか特にない状態からのスタートということです。
それでもやる気はあったし、終わってみると楽しくできたなと思います。
「どんな仕事が自分に向いてるのだろう?」
「就職活動は不安だなぁ」
という就活生の方がいましたら参考にこの記事を読んでいただけたらと思います( ◠‿◠ )
元々はやりたいことがあって大学へ進学
・目標がないのなら大学に行く気はない。それぐらいの思いで高校3年の夏まで自分が将来何をしたいのかを考え続ける高校生活を送っていました。留学、ボランティア、地域交流、部活、生徒会などの課外活動ばかりしてました。勉強は赤点ばっかりで全然出来ませんでしたが、行動力と社交性には自身がありました。
様々な活動をする中で、自分は国際協力の仕事に興味を持つようになり、その勉強ができる大学に進学しました。
ようやくやりたいことを見つけたので、入学前から将来に向けての勉強や関連するイベントに参加したりしていました。意気揚々と大学に入り、東南アジアにボランティアへ行ったり、国際NGOのスタッフもしていました。
しかし、1年経った頃、色んな人と出会って話し、活動や勉強も積極的にしてきましたが、「本当の幸せってなんだ?」「平和ってなんだ?」と壁にぶつかるようになりました。
それでも、自分の決めた道と思い留学の試験も受けていた頃、摂理の牧師さんと出会うようになりました。
「僕も世界平和を目指しているよ」
そう言われて心惹かれました。
まずは自分自身をつくることが大事であること、生きるとは何か人生についてを教えてもらいました。
そうして、まずは自分の成長に焦点を置いて残りの学生生活を送ろうと決心するようになり、留学もキャンセルして自分作りに専念しました。大学2年生の秋でした。
就職活動スタート!
国際協力の道を置いて、自分の目標をリセットしていたものだから、就活するにもどんな業界がいいのかゼロからのスタートでした。
モチベーションとしては、自分を成長させたいという思いが強かったので早く社会人になって働きたいとやる気はありましたd( ̄  ̄)
企業が開催している就活セミナーにも足を運び、まずは就活ってなんぞや?と就活の流れやポイントを調べ、全体像が見えてきてから本格的にスタートしました。それで1ヶ月くらいは使ったと思います。割と冷静なタイプです(笑)
就活は得ることばかりで楽しい♪
「就活どうでした?」って後輩に聞かれたら即この答えを言ってましたね(笑)
「就活は楽しいよ!」と。
なぜかというと、『就活生という特別なパスポート』で色んな会社の人とお話できたし、社長さんともお話しできました。興奮しましたねー、たくさん学ばせてもらいました。
他の就活生との交流も楽しかったです。ほとんど同い年ですし、同じ境遇にあるわけですからすぐに仲良くなれたし、情報交換したり、友達になったりしました。
また、就職活動は何と言っても全部自分で動かないと何も進まない。自己責任。学生だった自分にとっては新鮮でした。時間を守ること、連絡を取ること、自分の意見を言うことなど、学びの連続でした。
自分の成長に繋がることばかりです!
自分の適性探し
就活では自己分析をやります。幼少期からの生い立ちや自分が今まで体験してきたこと、自分の長所短所、特性を分析します。そこから自分の適性を見つけるわけです。私はゼロからのスタートで、自分にはどんな仕事が向いているのか見つける必要のあったので大切な作業でした。
自分のことを知るということ、自分と向き合うということは、成長する上で必ず通る道ですから大変というより楽しく取り組めました。
その後はとにかく説明会に行きました。実際に行って、興味を持った業界で働いている方の生の話を聞いてこようと思いました。
あとは、とにかく祈りましたね。自分に合った業種、自分の個性が磨かれる業種は何か分からなかったので、お祈りをいっぱいしました。一番した祈りは、「自分が成長して教会の中で使われる人になれるように」という祈りでした。聖職者になるわけではないですが、教会の中で活躍できるように成長したいと祈ってました。
祈りつつ、説明会に足を運びながら自分の適性に合う仕事を探していると、知り合いから「介護のバイトをやらないか?」と連絡が来たのです。高時給で回数も多く入らなくてすむということで始めました。(卒論と就活でお金や時間を浪費していたため)
介護や福祉業界は全く見向きもしていませんでしたが、実際に仕事をしてみるとやり甲斐があり、また自分の適性と合うなと感じました(笑)「まさかこういう形で見つかるとは!」という感じでしたねー。
バイトは、介護の必要な人の家に行き生活の援助をするという内容でした。掃除、食事の用意、入浴や排泄の介助もしました。
そういえば学校の授業で一番成績の良かったのは家庭科でした( ・∇・)
ボランティアもよくしていましたし、もともと国際協力を目指していたので「人のために」という根本は一緒でしたから、しっくりきたんですよね。
神様がお祈りを聞いてくださり、道をひらいてくださったと感じて感謝しました!適性の合う仕事を見つけました♪(´ε` )
最大の難関
そうして、無事内定を2社からいただきました。
同業者ではありますが、全く違うタイプの会社で、どちらの会社にするかで4ヶ月くらい悩みました(笑)ギリギリまで返事を待ってもらいました。
自分で決めきれず、とにかく祈りましたね。どちらがいいのかって。教会のいろんな人に相談もしました。その時、卒論の研究でとても忙しかったのもあり、どんどん時間は過ぎていっちゃいました。
私の中ではB社に行きたかったのです。でも、ベンチャー企業でとても忙しそうだし、仕事に溺れそうな気もして踏み切れずにいました。A社は大企業で会社の仕組みが整っているところでした。個人的にはベンチャー的な雰囲気が惹かれましたからA社は気が進みませんでした。しかし、信仰も幼く自分は教会での学びも大事にしたかったので、最終的にはA社を選ぶことにしました。決めてとなったのは、お世話になっていた牧師さんから「時間」というキーワードをいただいたからです。
仕事以外の時間を大切にしたかった自分には合ってたわけです。
最後に
5年経った今、どう思うか?
ハッキリと今の会社にしてよかったと言えます。いっぱい悩んでよかったです(笑)
就活は今でも貴重な体験だったなと思います。
教会で活躍できてる?
自分で判断できませんが、複数の役割をいただいていますね。仕事を通じて培ったものが生かされています。
自分の成長に繋がっている?
はい!とっても!
就活での体験、仕事を通じて自分の足りなさにも気付けたし、毎日鍛えられてますね。
今度、管理職にもなる予定です。
就活生へ一言
初めての事が多く不安もあるかと思いますが、やったことは自分にプラスなことばかりですので、今しかできないこと!と思って是非楽しんでください!
以上です。ありがとうございました^ ^