急に訪れた人生の転機
2017年、会社で私より少し年上のお局に、陰湿ないじめを受けました。
自主退職という名の強制退職に追い込まれました。
加えて、婦人科系の病気の治療が5年を過ぎていこうとしていました。
治療の閉塞感からか、ついにうつ病になってしまいました。
休めば何とかなる、そんな楽観的な私の考えとは裏腹に、悪化する一方でした。
そんな事情が家族の知れるところとなり、母が強引に私を実家に連れ戻しました。
田舎療養は功を奏し、長年患っていた婦人科系の病気も手術という形で寛解。
うつ病も、奇跡的な猛スピードで回復。
ここまではよかったんですが、
ニートの過酷な現実が目の前に立ちはだかりました。
心配しないで
就活の為、いろいろ情報収集しました。主にネット。
求人情報の収集が主ですが、願うような条件の求人がほとんど見つかりません。
「心配しないで。」「お祈りするねー。」たくさんの方に声をかけていただきました。
それでも心配していたら、手術したことを知ったお姉さんから電話。
「大丈夫よ~。私たち、絶対飢え死にすることはないから。」と言われました。
それがすごく頭に残って、なぜか私の心配の虫は収まりました。
捨てる神あれば拾う神あり
心配するのをやめたら、オファーが頻繁に来始めました。
転職サイトの登録から1ヶ月ほどたってましたし、登録内容変えてないのに。
結局、3社受けて3社受かりました。
ありえないけど
普通、希望勤務地を決めてから就職活動します。
でも私は、迷っているけど試しに受けた会社でいきなり内定をもらいました。
で、もうちょっと他の企業も探したい、と、申し出ました。
2か月以上たって、すみません、もうちょっとだけ待ってください、とメールしたら社長から「心配しないで、じっくり考えたらいいですよ。」との返信。
後日、図々しくも、入社したいです、と連絡したら、快く迎え入れてくださり、今に至ります。
Uターンを決めた理由
年齢的に最後の転職になる、と思うと、すごく迷いました。
Uターンは、年収の激減に対する心配が本当に大きかったです。
逆に、都会に残っての就職は、健康が心配でした。
すごく迷っている時、タイミングよく、親しい牧師さんが、電話をくれました。
「2年ぐらい田舎でやってみて、都会に出てきたかったらその時考えたらいいじゃない?」
「大丈夫。あなた優秀だから再就職したかったらできるから。
とにかく今は、体を直さなきゃ。」
この言葉が大きな転機になって、Uターンを決めました。
神様は倒れたところにも井戸を掘って助けてくださる
どういう意味かというと、神様は人間が間違った道、失敗した道の上でも助けてくださって、何か意味のあることを残してくださるという意味です(だったと認識しています。)。
摂理で学んできたとおりにうまくやっていたら、こういう結果にはならなかったかもしれません。
人間関係、勉強すること、お金の管理、健康管理・・。
でも、失敗なら失敗なりに、また新しい希望を下さり、そこでしか得られない意味のあることをたくさんくださる神様だと思います。
もう遅い、と思わずに、最後まで挑戦したらいい、と御言葉で教えてくださいました。
そうは言われても、といろんなことをあきらめかけていた私に、もう一度前に進む勇気を下さった神様と、様々な人々に感謝!