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不採用が続き、教会にも行かなくなった私―「就職=個性を殺される」と思っていたが

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私が就職持っていたイメージは「就職=死」

私が学生の時に持っていた就職に対するイメージは「就職=個性を殺される」「就職=死」でした。
なぜそんなイメージを持つようになったかは定かではありませんが、昔から個性的だと言われることが多く、人と違ったことをすることが大好きな私にとって、無個性で内面を取り繕うイメージのある就職、それを目的に行なう就職活動は本当に気乗りのしないものでした。

大学院修士課程の1年生の2月。
3月の就職活動解禁を前にしても私の就職イメージは相変わらず悪いままでしたが、私の研究科には博士課程が無いため、就職しなければなりませんでした。

 

就活をはじめた動機

ちょうどその頃、教会で就職活動生のために御言葉を伝えていただく機会がありました。
そこで「先生は日本の青年部(働きながら信仰生活を送る人たちの部署)に正社員が多く、社会の証になっていることを喜ばれている」と聞き、衝撃を受けました。
私が正社員として働くことで先生が喜んでくださる、それなら社会に出て働くのも悪くないな…と思い、就職活動に対するモチベーションが湧き、就職活動を開始しました。

 

就活始動!しかし…

事前に自己分析をきちんとやっていたわけでもなく、志望業界があるわけでもなく、適性的には営業職が合っているというだけの軸で4〜7月活動をしました。
なんとなく興味が湧いた会社を受け、1社だけ最終面接に行きましたが、結局すべて不採用でした。

そのあたりから「私が文系の大学院生だからか?就職に必要ない修士号を取ろうとしているからか?」という歪んだ認識に囚われたり、自分の考えに囚われて頭がいっぱいになって信仰的にも状態が悪くなっていき、教会に顔を出さなくなり、教会の人達とも連絡を断ちました。

 

就活中断 就活と信仰の危機

ちょうど修士論文を書かなければならない時期に来ていたのもあり、論文に集中することを名目に8月の夏休みに就職活動をやめました。

しかし、結局8月〜9月の夏休みにも論文の執筆は捗々しくなく、教会の方々と連絡を断ち続けたため教会にも行かず、ほぼ廃人のような生活を送っていました。

そんな生活が続いたある日、アルバイト先から帰る際、私に関心を払ってくれ、連絡をくれていた教会のお姉さんとバッタリ会いました。お姉さんとの対話で心に引っかかっていた様々なことが解かれ(主に私が学んでいる専攻のテーマが主の御心なのかどうか等)、私は教会に再び通うようになりました。

 

就活再開のきっかけ

10月になり、教会のお姉さんから「手伝うから就職活動をやろう」と声をかけていただき、話し合いをすることになりました。

就活をしたことがある人は分かると思いますが、10月は就活の時期的には終盤です。
お姉さんとの話し合いをする前、私の心は就活をこれまできちんとしてこなかったことに対する後ろめたさで満たされていました。

ところが話し合いの場所へ向かい、お姉さんの口から出たひとことは
「就職?これからでも全然あると思うけどね!」でした。

そのお姉さん自身が卒業の1ヶ月前の2月から就職活動を始めて内定を貰った強者でもあるからなのですが、摂理の御言葉の根底には、神様が一人一人を愛している愛があるため、とてもポジティブです。そして、鄭明析先生が実践を通して悟られた御言葉であるため、とても実存的です。

その話し合いの時間は、リクナビを見て「自分はどのような条件で働きたいのか?(土日祝は必ず休みたい、など)」を決めるという作業や相談などをし、10月にして就職活動二度目のスタートを切りました。

 

就活再開!

祈りながら履歴書も書き、面接前も祈り、面接後も祈り…。

選考結果もお姉さんに報告しながら祈ってもらい、様々奮闘しました。

選考に落ちる度に心折れそうになりましたが、その度に御言葉や賛美を聞きました。特に「勝利した」という摂理の賛美がとても好きで、よく聞いて「主が共にしてくださるから大丈夫!」と心を奮い立たせていました。

 

内定、そして…

11月はじめに1つ目の内定を貰い、12月末には更に2社から内定、合計3つの内定をいただくことができました。祈ったり、会社について様々調べたりして、その中の1社に就職することを決めました。その業界は全く知らず、説明会に参加した時に、今まで感じたことのないワクワク感を感じたことから、「会社説明会でワクワクすることがあるんだ!」と衝撃を受けたことをよく覚えています。

そして修士論文の提出期限が1月だったことから修士論文に集中し、無事に提出しました。

 

与えてくださったのは「個性を求める職場」

2月に内定者の顔合わせがありました。その時、他の内定者が2人いたのですが、あまりにも雰囲気が違く大人しそうな感じの人でした。たまたま面接官のうちのお1人とお話する時間があったので「なぜ私を採用してくださったのですか?」と伺ってみたところ、「個性的なところを見て採用した」とおっしゃいました。

それを聞いて、「就職=個性を殺される」とは全く違う、私の個性を求めている会社に就職できるようにしてくださったという御心を悟るようになり、感謝があふれました。

 

最後に

そして私は現在、社会人2年目として働いています!
実際に働いてみて、主が様々に私の個性を用いてくださっていることを感じます。大変なことも多いですが、やりがいを感じて働いています。

就職活動を主とともに乗り越え、成長できたからこそ青年部という祝福を手に追うことができるのだなと感じます。

就職活動をこれから迎える皆さんの参考になりましたら嬉しいです!

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