摂理好きチーナが、杉原千畝氏を知ったのは中学時代。英語の教科書の中でした。
身の危険がせまっても、ユダヤ人を救う”命のヴィザ”を発行し続けた人。
6000人の命を救った人。
中学生当時、英語を学ぶ以上に彼の真実な物語に心惹かれたものでした。
教科書の中、英語で綴られた彼の物語は 「I’ll never forget you.」という、
ユダヤ人の一言で締めくくられていた事が、鮮明に思い出されます。
2ヵ月程前、
ふと立ち寄った書店で
『白石仁章著 杉原千畝 新調文庫』
『大石直記著 杉原千畝 小学館文庫』が平積みされているのが目にとまり、
思わず手にとった事が、20年ぶりの再会となりました。
そして
12月5日から上映開始となっている
映画『杉原千畝 スギハラチウネ』-終戦70年特別企画-
既に鑑賞した方もいるでしょうね。
中学生当時は、当時の次元で「命を救ってすごい」と感銘を受けていました。
摂理で御言葉学び、人間の創造の目的・肉体あっての霊と魂であり、
霊と魂で天国を享受するのだとはっきり知ると、
肉体の命を救った事が本当に素晴らしく、天から見ても貴い事であったはずだと、
さらに深く感銘を受けます。
<この世で最高に大きいこと>は、
「肉体が死ぬところから助けてあげること」であり、
「霊魂を救ってあげること」だ。
このことを行なった人が「この世で最高に大きな功績者」であり、
「永遠な栄光を受ける人」だ。
–鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師の御言葉より–
杉原氏は1986年に亡くなっています。
丁度、亡くなる1年前にイスラエル政府から「諸国民の中の正義の人賞」が千畝氏に贈られています。
(ホロコーストから生命の危険を冒しても、ユダヤ人を守った非ユダヤ人に感謝と敬意を示す称号だそうです)
たった一人で昼夜を問わず、書き・発行し続けた命のヴィザ。
限られた時間の中で最善に最善を尽くした、千畝氏の栄光だと思います。
彼の功績も素晴らしいですが、そもそも戦争が起きなければ、
ホロコーストがなかったら…
本当に平和の尊さ、自分が生まれ育った時代を真実に悟らなければと思います。
平和を守ってくれている人がいるという事を、本当に、悟らなければと思います。
摂理で御言葉を学べたとしても、肉体があって霊魂が存在し、
肉体が御言葉を実践して、霊魂を成長させなければ意味がありません。
今ある幸せは、本当に尊いものですね。