精神科病院の勤務を得て、障がいをお持ちの方の就労支援の仕事をしています。
職業リハビリテーションという分野と連携しながら、
障がいを持った方も、就職できるように、続けてお仕事が出来るように支援する役です。
まだまだ、認知されにくい分野ですが、
お一人おひとりに与えられた個性を発揮して頂くために、奮闘しています!!
人間はみんな貴重だ。各自「個性体」だからみんな貴重で大きい。
チョン・ミョンソク牧師の明け方の御言葉より
病気で足が動かなくて車椅子生活でも、
生まれつき耳が聞こえなくても、
生きてくる途中で精神的に弱くなっても、
お一人お一人、本当に本当にかけがえのない命なんです。
障がいなんて、明日には誰だって抱えてしまう可能性は多々あります。
そしてもし、そのような状況になったからと言って
就職する事を諦める必要はありません。
正しい理解と、環境設定、段階付けとトレーニングで
誰でもお仕事をする事ができます。
そして私は、この仕事を誇りに思っています。
自分自身に失望している方、
家族の未来に不安を抱えている方に、少しでも希望を持っていただける窓口になれるからです。
「障がいを持った私が、仕事ができるとは思っていませんでした」
「大変だったけど、頑張ってよかった」
「自分で働いたお金で、好きなものが買える。わずかでも貯金もできるようになりました」
「世の中に、何も貢献できないまま終わるのかと思っていました。」
という、お声を聴きます。
体が動かない、ただ家にいるだけ、
家族や友人ともうまくいなかない。いつも迷惑をかけてばかりのような気がする……
いいえ違います。
なにかハンディを持っている方の一生懸命な姿は本当に心打たれます。
障がいをお持ちの方でも、朝は7時から勤務開始とか、
暖房もない寒い倉庫でのお仕事だとか、一生懸命取り組まれます。
本当に涙がでます。
「何か自分に出来る事があれば…」
あります!!
まず『あなたという個性を生かすこと』
決して簡単じゃない事もありますから、毎日毎日挑戦の日々ですが
弱音どころか「家族に迷惑かけないように。」「自分のお菓子代は自分で稼ぎたいから」
「わずかだけど、姪っ子におもちゃを買ってあげたくて」
などなど、とても前を向いて頑張っていらっしゃいます。
だから私も、弱音を吐くわけにはいきません。
その姿に支えられ、
そして
そのお一人おひとりを、神様が愛してそばにいらっしゃる事が分かるからです。
時には、うまく続けられなくて辞めてしまわれる事もあります。
でも諦めない心を、一緒に育めたらと思ってお仕事しています。
初めは下手でも、行なっているうちにだんだんと有能にできるようになる。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より
確かに、習得するまでに時間がかかる事はあります。それも個性です。
個性に合わせて仕事を選び、個性に合わせてトレーニングします。
神様が創造して下さった個性を見る事の出来るお仕事は幸せです^^
この仕事を下さった神様に、感謝します!!