以前、子どもが自分から進んでやるまで待つ為にもがいた内容を「待つ心」という題でブログに書いた。
今日は違う視点での「待つ心」について書こうと思う。
しばらく学校を休んでいた為、子どもたちと会えない日々が続いていたまっちゃん。
ある日、子どもたちから沢山の手紙とメッセージカードが届いた。
「先生、いつ帰ってくるの?」
「毎日頑張ってるよ。」
「先生大好き♥」
などなど愛たっぷりの手紙を読んで、ジーンとした
(´;ω;`)
(子どもたちが待ってる・・・!)
しかし、とうとう終業式まで子どもたちと会えずに過ごしてしまった。
久しぶりに学校に訪れた春休みのある日。
教室の後片付けをしていたら、同じ学年の先生がまっちゃんの教室にやってきた。
「まっちゃん、子どもが今日まっちゃん先生いますか?って聞きに来たよ。会いたがってるみたい。」
とわざわざ教えてくれた。
運動場に出ると、丁度ブランコに乗っていたまっちゃんのクラスの子と目があった。
子(じーーーーーーーっ)
手を振った。
子(じーーーーーーーっ)
(´・ω・`)(えっ?!分からないのかな?)
(それとも・・・、会うの気まずい?)
一向に動こうとしないでじっとこっちを見るので、戸惑うまっちゃん。
さらに、隣の子を呼んで、耳元で「こそこそ話」をし出した。
(えぇ~!何だよぉ~(;´Д`))
気まずいのかとドキドキしていたら、隣の子がいそいそとその子の「靴」を拾い出した。
良く見ると、まっちゃんのクラスの子、「靴下」でブランコ乗ってた!!!
(笑)おイッ!
靴が無くて動けなかっただけかい!!
(」゚o゚)」
まっちゃんの「ドキドキ」返せ~!!
久しぶりに味わった「子どものとる予想外の行動」に、一人つっこみ笑い。
その後は凄かった。
「ちょっと動かんといてな!!○○呼んでくる!!」
「ここおってや!!あ~△△は今日きてへんわ。残念やわ~!!」
「おれたちめっちゃ運良かったな!!」
「うん!今日来るの迷ったけど、来てほんまラッキーやったわ~!!」
「先生~~~~」
「先生やぁ~~~~!!」
ブランコ乗ってた子が次から次にクラスの子を呼び集めてくれて、あっという間に子どもに囲まれた。
(あぁ、こんなにもこの子たちを待たせてしまってたんだなぁ・・・)
(´;Д;`)ほろり・・・
会いたくて待っていてくれてた子たちの心が胸に伝わり、本当に嬉しかった。
その中で一番心に残った一言が、
「先生、俺、先生と最後のお別れできひんかと思ったよ。」
だった。
「そうだよね。ごめんね。今からしよう。」と言うと、
「あのな、一年間、どうもありがとうございました。」
ぺこりと90度に頭を下げて、恥ずかしそうにそう言ってくれた。
「こちらこそ、ありがとう。」
子どもが伝えたかった一言を受け取って、本当に幸せだった。
この子は「感謝を伝える機会」をずっと待ってた。
あぁ、まっちゃんもこの子のように「感謝」をちゃんと伝えられているかな?
子どもたちの姿を見て、また背筋がピンと伸びたまっちゃんでした★★★
感謝があふれる人は愛もあふれる。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より@ www.got21.net
この子は、「伝えたい」という思いをいつも持ち続けて「時」を待っていたから、瞬間来た「伝えられる機会」を逃さず掴んだんだなと思った。
受け取った一言は、いつまでもまっちゃんにとって大事な宝物です.。゚+.(*・ω・*)ノ。+.゚