先日、一緒にルームシェアしてる摂理姉妹と「子どもの時の遊び話」で盛り上がった。
その時に出てきたのが、何かを選ぶときによくやっていた
「どれにしようかな 天の神様の言う通り♬」
この歌の後の歌詞についてだ。
まっちゃんは、大阪2人、名古屋1人、佐賀1人の四人でルームシェアしているが、「どれにしようかな 天の神様の言う通り」までみんなで声を合わせて言ったのに、その後みんながバラバラに言うから、大爆笑だった。
大阪2人は同じだったが、名古屋と佐賀はどことも違っていて、互いに衝撃を受けたΣ(・ω・ノ)ノ!
どういう歌を歌っていたかと言うと、「天の神様の言う通り」の後が、
大阪「かきのたね アブラムシ ぷっとこいて ぷっとこいて ぷっぷっぷ」
愛知(名古屋)「すっぽんぴんの どっこいしょ かきのたね てっぽう打って バンバンバン」
佐賀「けつけつけーの よいよいよい かきのたね ラリアート 隣のじーさんへーぶった またまたへーぶった ろうそく一本立てた またまた立てた」
自分で言いながら笑ってしまった。
何という言葉を昔歌っていたのだろう…(;’∀’)アハハ
佐賀でも色々あるかもしれないが、まっちゃんの地域はコレだった。
短い時は「ラリアート」まで。
そこで指さす人が気に入らない場合は「また立てた」まで伸ばすという、指を指す人にとても優位な選び方だった
…今となって分かる理不尽な子どもの世界(;^_^A
気になって、佐賀出身の摂理姉妹に聞いてみた。
地域によってもかなり違うのか、
「あっぷっぷーのぷ かきのたね ちょこれーと」
「あぶ ろうそく一本立てた ご飯粒 かきのたね」
このように、てんでバラバラ(笑)
ネットでも調べてみたら、色々なバージョンが出てきた。
一部を上げてみると、
北海道
「 なのなのなすびの 柿の種」
「 なのなのなすびが焼けたかな あかとんぼ しろとんぼ」
「 なのなのなすびの柿の種 芽が出て膨らんで 花が咲いて 空飛んだ」
「つのつのこつじ おやじのはげあたま」
「 なのなのなすびの はげあたま」
北海道は「なすび」が多い。
福島県
「 赤豆白豆三度豆 うまい豆」
「鉄砲撃ってバンバンバン」
「 あのねのねのねの 柿の種 鉄砲打って バンバンバン もひとつおまけに バンバンバン」
「毛虫 あぶら虫 鉄砲撃って バンバンバン」
「 赤豆白豆天の豆 鉄砲撃って バンバンバン」
福島県は「鉄砲 バンバンバン」が多い。
東京都
「 なのなのな 柿の種 猫のしっぽだよ」
「 なのなのな おべべのべっかにしようかな」
「なのなのなのな」という不思議な音遊び。
同じようなものに、群馬県・新潟県の「あべべのべのべの」がある。
ちなみに、東京西地域に住んでいた摂理姉妹に聞くと、「あべべのべ」だったらしい。
長野・岐阜・愛知
「 鉄砲撃って バンバンバン も一つ打って バンバンバン」
こちらも「鉄砲 バンバンバン」が入っている。
三重県
「 あっぷぷの あ・ぷ・ぷ」
「 ちょちょいのちよい 柿の種」
「もひとつおまけに ドンドコショ」
三重県は色々あるようだ。
京都府・大阪府・奈良県
「プッとこいてプッとこいてプップップ もう一つおまけにプップップ」
「 鉄砲撃ってバンバンバン も一度撃って バンバンバン 柿の種 アブラムシ」
「プッとこいてプッとこいてプップップ」
関西は、おならの音「プッ」が多用されている。
「お笑い好き」な地域柄かな・・・
兵庫県
「太鼓を打って どんどこどん もひとつおまけに どんどこどん」
「あべべのべ 赤とんぼ」
「 ぷりっぷりっぷりっ 柿の種 大砲撃って どんどこどん もひとつおまけに どんどこどん」
「鉄砲打ってバンバンバン 柿の種 アブラムシ おまけにチヨコレイト」
兵庫県は「どんどこどん」が多い気がする・・・
鳥取県
「赤豆青豆黄色豆 ひよこのお散歩嬉しいな」
「どってんばってん ひよこのお散歩」
鳥取県は「ひよこのお散歩」という、他県にないフレーズがある。
徳島県・香川県
「キンコンカンコン あぶら虫 柿の種」
「キンコンカンコン あぶら虫 裏から回って さんげんめ 1・2・3」
「鉄砲打ってバンバンバン 柿の種のねのねのね」
「キンコンカンコン」とは学校のチャイム??そしてそこに続く「あぶらむし」(笑)
福岡県・大分県
「 けっけのけーのおーまーけーつーき」
「 けっけのけーのけ」
佐賀県と同じ「けつけつけーの」が福岡県と大分県にもあった。
熊本県・宮崎県
「 おっぺけぺーの おっぺっぺ ご飯粒 柿の種 赤とんぼ 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」
「 けけけ アブラムシ ごはんつぶ 柿の種 月火水木金土日」
熊本県や宮城県は、数字を数えたり、曜日を数えたりしてる・・・
県によっても違うが、地域によってもかなり違いそうなので、「自分が昔使っていた歌詞がここにはないー!」という方がかなりいるのではないだろうか?
ここまで調べてみて気づいた事がある。
(「柿の種」多くないか?)
北海道から九州まで見てみたら、「鉄砲撃ってバンバンバン」も多いけど、「柿の種」がやたら出てくる。
まっちゃんとルームシェアしてる他の3人も「柿の種」が入っていたし、ネットにあがっていたものとうちのルームシェアみなの意見を合わせると、合計38の都道府県中22カ所で「柿の種」を歌の中に入れていた。
何故に???
調べてみたが、確かな事は分からなかった。
この「どれにしようかな 天の神様の言う通り」は、子どもの遊び歌・数え歌として考えられていて、日本各地で多様にあるそうだ。
発祥地がどこで、オリジナルの歌詞が何かは不明だそうだ。
それにしても、日本各地にあるのに、始まりの「どれにしようかな 天の神様の言う通り」は共通しているのに、その後がバラバラなのが興味深い。
そして、そこに密かに多様されている「柿の種」は一体・・・
なぞは深まるばかりだ。
探偵ナイトスクープでも2016年4月15日に「この歌の地域性」について取り上げられたらしいが、まっちゃんは見逃してしまった。
そこで「柿の種の語源」について触れられていたかは分からないが・・・(;´∀`)
子どもの遊び歌一つをとっても、追及するとなかなか面白い(笑)
それにしても、幼いころは「天の神様の言う通り」って、多用していたんだなぁ★
神様を信じるようになった今となっては、なんだか感慨深い・・・・(*´ω`*)
万事どんなことでも、するたびに「神様の構想」どおりに作りなさい。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より@ www.god21.net
数え歌の参考:Wikipédia,レファレンス共同データベースより