猫の額のように狭くて、家の前はうっそうとした木々。
お店もなく、日々汗水たらして朝から晩まで一生懸命働いて農作をし、それでも貧しくて白いお米など到底食べられない生活。
小学校に通っていたが、お弁当など持っていけるはずもなく、水を飲んで腹を膨らませ、飢えをしのいでいたそうです。
(いつこの地獄のような場所をでていけるのか)ばかりを考えていた幼少時代。
毎日が苦痛でたまらなかった…とチョン・ミョンソク牧師は昔の事を話して下さいました。
そんなチョン・ミョンソク牧師
神様を信じていたから、神様の宮を建てて差し上げたくて、様々な都会の場所も探し回ったそうです。
しかし、最終的には故郷「月明洞」を開発して神様の宮を建てる事になったと。
「神様の考えは、人間の考えとは天と地ほど違う」
いつも、そう仰います。
そのように開発された「月明洞」
様々な素敵な岩の造形や、岩の作品が一日では見て回れないほど沢山あります。
散策もとても気持ちが良く、
春には桜やモクレンなどの花々
夏には滝や池で水遊び
秋には紅葉狩り
冬にはソリで雪遊びが楽しめます。
チョンミョンソク牧師が、長い間朝から夜までひたすら弟子たちと一緒に開発した場所を、神様に栄光を帰して使えるようにと開放して下さっているからです。
神様の為に作られた場所だから、神様を考えてお祈りすれば、風や花吹雪、様々な自然を通して神様のメッセージをうけることもできます。
野生のリスやウサギもいます。
「自然万物で作った聖殿だ」とチョンミョンソク牧師は仰いました。
自然が大好きな私にとっては、いつでも行きたいお気に入りの場所です。