一人の利用者さんとお話する時間を持つことができました。
寒そうにされてて、テーブルに乗っている
手を握ると冷たくなっていました。
「あったかいね」
と仰って嬉しそうに握り返してくださいました。
その後、いくつか言葉を交わし、しばらく沈黙しました。
沈黙の中、重なった手をみると、ふと<大事な人>と利用者さんが重なって、
思わず涙が出そうになりました。
疲れ、寒い中で冷たくなっていらっしゃるのではないかなと。
「手を握って温めてあげることなら私もできるな」
そんなことを思った今日でした。
愛で創造してくださった神様も、私たちからのそんなアプローチを待っていらっしゃるのかもしれないですね(๑╹ω╹๑ )
【詩】冷たい手
いつも着けているはずの手袋がなく
小さい手が、寒そうにしている
言葉は口にしないけど、
そばにいない恋人をさがしてるよう
寂しそうにしている
そっと、どこからか温もりがやってきた
はっと目を覚ますにきづく
あったかぃ
ずっと探していた温もり
自分が探していたものよりもずっと温かかった