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神様はヒーローじゃない

 

現代、世界中で犯罪は起こるし、戦争はあるし、貧困で苦しむ人もいます。神様はどうして助けてくれないのだろうと疑問に思う人もいますでしょうか。私自身もお天道様が見ているから悪いことはしたらいけないとか、怪我した時にはバチが当たったんだなとか思っていました。悪者はやっつけられるもんだと信じていました。

幼いころウルトラマンや戦隊ヒーローのテレビにくぎ付けでした。悪い奴がいたら正義のヒーローが現れてやっつける。あこがれて、変身の真似して、トォッとか言って飛びまわった、そんな覚えがあります(笑)。日本だけじゃなくって、例えばアメリカのヒーローなんかでも、犯罪の規模も大なり小なりはあれども、悪者をやっつけますよね。神様はどうでしょう。ヒーローのように困っている人のもとに現れて超能力で助けてくれないのでしょうか。

神様を信じない人がよく「神様に頼るなんてばからしい、自分で何とかするしかない」と言いますが、「自分がしないといけない」のはもっともですが、神様なしに生きている人はいないということは言わせてもらいたいです。神様がいなければ、この世界はなかったと思います。全くの偶然で自然に、太陽系ができて、地球ができて、物質があり、人間がここまで文明を築くことができたでしょうか。正直、神様がいることが不思議というなら、人間がいることも同様に不思議です。

神様がヒーローのように超人的に問題を解決しようとするならば、圧倒的に強大な力にねじ伏せられる恐怖で統治される世界になっていたでしょう。神様はそれを望んではいません。神様は「人間自身」が解決するようになさいました。手が離れなかった子どもたちも大きくなれば、親がやってあげなくても自らできるようになるのと同じことです。それが親としても幸せです。人間自ら解決できるように純理的方法でなさる神様だということです。神様は何もしてくれないのではありません。神様が何をされているのか気づいていないことが多いということです。私もまだまだ未熟でわからないことだらけですが、御言葉で、祈りで、もっと神様について知りたいと思います。そして、もっと人間らしく生きられたらなと思います。超人的な力はなくとも、微力ながらも、世界がより良いものになるために。

 

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