子どもを羨ましいと思うことの一つに、
気持ちの切り替えの早さがある。
さっき叱られて泣いてたのに、
ニコニコと話しかけてくる。
なんて茶飯事で。
ママだったら、
叱られたことを引きずってしまって、
素直に謝りながら
叱った張本人に話しかけるなんて
なかなかできないなぁ。
今日は歯医者さんでそれを見た。
歯が生え始めた1歳過ぎくらいから
(娘の歯の生え始めは遅かった…)
定期的に検診に歯医者に行っているけど、
今日ほど怖がったのを初めて見た。
歯医者の扉へと続く階段を上り初めてすぐ
怖い怖いと泣き出したのだった。
前の人が長引いたのか、
名前を呼ばれるまで少し時間があって
落ち着いたかと思いきや、
診察室に呼ばれたらまたダメだった。
でも、泣きはしたものの
暴れることなく診察終了(異常なし)
最後にフッ素を塗ってもらったのだが、
以前は酸味がある味だったのが、
今はなんとりんご味がついてるとか!
娘、表情が少し和らぎ、
落ち着いて塗ってもらうことができた。
最後は挨拶もしないままだったが、
買い物を済ませて家路につくと一言。
「歯医者さん…先生、かっこよかった!」
恐るべしりんご味。
いやいや、それ、
先生の前で言ってあげたら
よかったかもね。
…と思いつつも、
「怖い歯医者さん」のイメージを
ちゃっかり上書きできる柔軟さに
心打たれた母でした。
嫌な記憶を引きずらず、
常に新しく、いいところで上書き!
ママも見習いたいです。
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