私が子どもの頃は、
台所にいるのが嫌な子でした。
母に「手伝って」と言われるのが嫌だったし、
手伝っても早く抜け出したく、
お決まりのセリフは
「もう(自分の部屋に)行ってもいい?」
でした。
家庭の事情とはいえ、
小学生のころから料理をしてきた
料理上手な母なので、
娘が一緒に料理してくれない、
興味もあまりないっていうのは、
実際少し寂しかったんじゃないかと思います。
中高生になっても、
自分で料理を作れなかったので
(スイーツも年1~2回…)
本気で自分はマズイと思い、
しかし親元にいる限り自分は甘えるとわかっていたので、
大学編入の目的の一つが、
「家を出る」でした(ズレてる)
大学編入してから結構苦労し、
結婚してからも結構苦労し
(毎日1汁1~2菜の夕飯に
2~3時間かかってた…)
毎日3食、品数豊富に
バラエティに富んだ食事を
20年も作り続けてくれた母の
ありがたみを痛感しています。
(今も…献立を考えるのがホント大変…)
で。
そんな私から生まれた娘は、
0歳のときから
台所にいるのが好きな子でした。
例えば…
娘が6か月のとき引越しをしたのですが、
旧宅の掃除をパパとしている間、
母に2~3時間預けたことがあります。
ママがいなくていよいよ泣き出してしまった娘を
母があやしていたところが新居の台所でした(笑)
母曰く「台所だと泣き止んだから」。
今も私が料理をしていると
ほとんど必ず一緒にいます。
一緒に手伝いもしたいようです。
(娘よ…ママは手伝いが嫌いだった…)
手伝いたがりなのは、
年齢的なものもあるかもですね。
さて、そんな娘なので、
もし料理を好きになってくれたら、
後々自分が楽になるかもしれないという下心で
娘も将来楽だし、楽しいだろうということで
3歳になる前から手伝いをさせてみてます。
スクランブルエッグのかき混ぜからスタートし、
2歳終わりころには
確率は低いものの(苦笑)
一人で割卵も成功できるように^^
それで調子に乗ったママが、
先日一緒に餃子を包むのをやってもらったのですが、
これはちょっとハードルが高かったようです。
冒頭の写真はそのときの餃子。
ママが具をのせた皮に、
娘が水を塗り、半分に折るという作業。
娘にとっては
・水を半円分塗ること
・折った後に水の塗ってある縁だけを押さえること
の2点がまだ難しかったようです。
水をつけるのも
部分部分になってしまうし、
押さえるのは
どうしても真ん中を押さえてしまって
具が飛び出る始末…。
その日、ただでさえ
遅くなってしまっていた夕飯づくりが、
このままだと2倍3倍の時間がかかることが
容易に予想できたため、
娘には途中で戦線離脱してもらいました…
(娘号泣…ごめん)
今度は昼間、
もっと時間があるときに
型抜きクッキーなどから
一緒に作ってみようかな♪と
思っています。
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