とうとう勤務、最終日を迎えました。
最後の1ヶ月はあっという間で、最後の一週間は内容の濃い時間でした。
毎日、仕事を残さないようにと溜めてしまった業務を片付け、可能な限りできることはやって差し上げたいと思って、遅くまで残って仕事しました。
施設のいろんなところを掃除しました。
最後に少しでもお世話になったスッタフの皆さん、利用者の皆さんに、感謝を形にしたいと思ったんです。
そしたら自分でもびっくりするくらい、あれをしてあげよう、これをしておいてあげようと、思い浮かびました。
さすがにその全てはできませんでしたが(笑)
どうしてこんなにも何かしてあげたいと思うのかなとふと考えました。
「自分はこの職場が本当に好きになったんだなぁ」
と気づくようになりました。
というのも、今の職場に来た時は「こんな職場はやってられるかー」とか
「もうこんなところで働きたくない~」
って思った時がたくさんあったんです-_-
他の職員と意見が合わず、イライラしてしまったり、仕事をたくさん任され、毎日のように残業してました。
大変で早くここから出たいと思いました。
そんな職場を愛するまでになりました。
今では、この職場でのいろんな出来事が全て、自分にとって必要な経験だったなと思えますし、
途中で投げ出さず、最後までやってよかったと本当に思いました。
大変な時、理不尽なことや、他の職員とうまくいかない時は、いつも鄭明析先生の言葉が思い出されました。
「命を愛しなさい」
本当に辛くて、どうしようもない時にはなんどもなんども
先生が話してくださった言葉浮かびましたし、
先生が体験された話が思い出されて、
諦めそうになった気持ちから、立ち上がらせてくださいました。
先生のエピソードで、
戦争で敵を愛し、銃を撃たずに相手と抱擁した話があります。
先生の愛の実践です。
その姿があったから、私も最後まで、
どうにか良い関係性を築くためにはどうしたらいいかを考えようと思えました。
正直、本当に仲良くできなかったスタッフが二人いました。
一人は冗談を言い合ったり、仕事の引き継ぎでも相手から「教えてくれるかな?」と、最後は本当に今までにない良好な関係で終えられたのです。
「ここに残ってよー」とも言われました。
これはちょっと前には想像もつかない、ありえない状況でした。
もう一人は、何度お願いしたり説明をしても、自分のやり方を変えてくれない方で、ならもう知りません!って感じに接してしまっていたのですが、
それではいけないと思って、相手がどのような思いで仕事と向き合っているのかを聞いて、その考えを尊重しつつ、その人に合う方法を見つけ、提案し、最後に業務の引き継ぎをしました。
これまた最後は良好な関係で終わることができました。
本当にそのように最後をそのように締めくくれてよかったし、
最終的に仲良くなれて、心残りなく、離れることができました。
正直、まだ残っていたいですね。
支えてくださった全ての方に感謝しています( ̄∇ ̄)
新たな職場でも頑張ります!