子育てに使ってはいけないワードで
よく取り沙汰されるこの言葉。
私自身もすごく苦手な言葉です。
なぜなら、私がよく言われて育ったからです。
「早くしなさい!」
「あなたは遅いんだから」
と弟共々よく叱られ、
急かされていました。
実際
親となって子どもを育ててみると、
…いやぁ、言いたい。
てか、正直に言いますと、
私は思わず言っちゃうことが多々(–;)
子どもだから動作が遅いのは許容範囲。
でも、遊んでふざけてなかなかやらなかったり、
急いでる時に限って
いつもやっていることをぐずったり。
親としても
一応親なりに待って待って待って、
それまでに何度も優しい言葉で促し、励まし…
でもやらないから、
「もう限界!」ってんで
「早くしなさいっ!(怒)」
って言ってしまいます。
娘をビクッとさせてしまいます。。。
で、あとで冷静になって
「あぁぁぁぁぁ
またやっちまったーーー(自己嫌悪orz)」
ってなってます。
ホント冷静に考えれば、
子どもが
・遊んでふざけてやらないこともある
し、
・急いでるときに限ってぐずる
のはもうわかっているので、
親側がもっともっと心と時間に
余裕をもってやればいいだけなんですよね~…。
実際、私は手が速い方ではありません^^;
特に母と比べてみると、
母はホントに手際もよく、速いですね。
未だに全く敵いません。
でも、「早くしなさい!」
「本当にいつも遅いわね」などなど
急かされる言葉を言われ続けた自分が
どう育ったか、というと。
・早くしろと言われること
・時間が迫ってきている場面
が本当に苦手になってしまいました。
言われ続けたのはおよそ十数年。
その間に心にストレスが
降り積もってしまったんですね。
「早くしろ」と言われると、
「怒られる、叱られる」と
どこかで擦り込まれているせいか、
心に余裕がなくなり、
イライラしてきてしまうのです。
うちは両親ともにこの言葉を使っていたので、
私も逃げ場がなかったのかもしれません。
聞き流すなど器用な対処もできなかったのでしょうね。
幸い夫は「早くしろ」と言うタイプではなく、
どちらかというと
じっくり待ってくれる人です。
(待ちすぎなこともあるくらい–;)
そのおかげで夫と結婚してから
自分がなぜイライラしてしまうのかに気づき、
自分を見つめ直し、
「焦らなくていいよ」
「まだ大丈夫だよ」
と焦る心に
声をかけられるようになってきました。
心の癖を変えるのは大変ですね。
幼いときに染み付いた習慣は
年月が経ってしまっている分、
特に大変です。
娘にはそういう傷や癖を
絶対に与えたくありません。
とはいっても、私は
「早くしなさい!」と言ってしまう
まだまだ未熟な母なので(T^T)
(育てられたように育ててしまう部分が
あるんですよね…)
言ってしまったときは、
あとで心を落ち着けてから
・さっきは怒ってごめん
・急いでくれてありがとう
のいずれかは最低でも伝えるようにしています。
それから、仲直りとして抱きしめます。
娘の方から「仲直りのぎゅーしよう」
と言ってくることもあります。
娘の心に少しでも傷にならないようにと思いつつ、
まだまだ親側の修業・鍛錬が必要ですね^^;
引き続き、頑張ります。
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