聖書・御言葉

摂理に対する悪評記事を見るのはカリギュラ効果が原因か

信仰とは確実なものだがまだ起きていない事柄を信じることのため、実際に見たことがない状態、神様を感じたことがない状態で悪評を見てしまったら、悪評を信じてしまう気持ちも分かります。 最初にインプットされた情報のインパクトは大きいですから、早い段階で神様を感じてみてほしいと切に願っております。     だから、最初に悪評記事を見ないようにしてあげようと、御言葉を学び始めたような人にはこのように話すケースをよく見かけます。 「実際、摂理のことを悪く言う人たちも中にはいます。悪評を見ると自分の霊がひどく傷つくので見ないようにしましょうね。」 このようにして、悪評を見ないように釘を打っておく光景は今までも何度も見てきました。 では、この助言を素直に聞くかと言われれば、そんなこともなさそうです。     この言葉通り、悪評を見ない人もたくさんいますが、もっともらしい様々な理由をつけて見てしまう人も残念ながら多くいるのが現状… 「見るな」と言われても見てしまうのはなぜなのか。 どうやらその要因は、人間の心理的な効果によるものが大きく関わっているのかもしれません。 その名も「カリギュラ効果」    

カリギュラ効果とは

カリギュラ効果とは、禁止されたり、規制がかけられたりした事に対して、返ってやりたくなる現象のことを言います。 学術的に認められている言葉ではないそうですが、世俗的に言われるようになっているようです。 この言葉が使われ始めたのは、1980年に公開されたアメリカとイタリアの合作映画「カリギュラ」がきっかけ。 映画の題材として扱われたローマ皇帝であるカリギュラは暴君として名が高く、過激なシーンを盛り込んだことが原因でボストンなど一部の地域では公開が禁止されました。     映画の公開に規制がかかったとニュースが流れると、わざわざ他の州まで行って映画を観に行く人が続出し、ここから「カリギュラ効果」と名づけられました。 それにちなんで、アメリカでは「ボストンでは禁止」という慣用句があるみたいです。 一方、上映禁止の規制が解放されると、映画の観客数は激減したことから、「カリギュラ効果」は確かに存在しそうです。    

生活の中でよく見かけるカリギュラ効果

私たちの生活の中でもカリギュラ効果はありふれています。 最も目立つところでいえば、広告のキャッチコピー。 電車で見た広告では、「絶対に買わないでください」と商品を紹介していたCMがありました。 確かに「絶対に買ってください」と言われるよりも、興味を惹かれます。 これは禁止されたら逆にやりたくなるという人の心理作用をうまく利用した広告技術だと思います。 このような方法で広告を出しているところは、結構ありますよね。     広告以外にもカリギュラ効果が引き起こされそうな場面があって、子供の時を思い出してもらうと、危険!立ち入り禁止!とかいう看板があると、逆に入りたくなってくるのではないでしょうか。 でも、こればかりは書いておかないと本当に危険だから仕方ないです。   他にも 宿題しなさい 廊下を走ってはいけません 静かにしなさい 川で遊んではいけません 機を織るので覗いてはいけません 玉手箱を絶対に開けないでください などなど、様々なところでカリギュラ効果があります。   列挙してみると、カリギュラ効果が発生するのは、子供のような分別力のない時期に発生することが分かってきました。 大人になってもそういう心理は残っているからこそ、広告でも使われているのでしょうが。    

聖書におけるカリギュラ効果

参照元:失楽園-Wikipedia-
聖書でもカリギュラ効果が引き起こされたシーンがあります。
アダムとエバのシーンです。
 
創世記2章15~17節 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう。」
アダムは神様に「善悪を知る木からは取って食べてはならない」と制限をかけられました。 自由を与えるための法を与えたのですが、アダムはこの約束を守ることができませんでした。 結局、アダムとエバは自由に生きることができなくなりました。     これもある一種のカリギュラ効果によって、神様の法を破ってしまった一例なのではないでしょうか。 禁止されたことで、逆に気になってやりたくなってしまう。 そんな思いに駆られて法を破ってしまうこの過程は、「悪評を見るな」と言われているにも関わらず、見てしまう一連の流れと似ていると思うのです。 「なにやってんだよー、アダムはー。」 と聖書を読んでいると、思う方もいるとは思いますが、同じようなことが起こりうるということを認識しておいて気を付けていかなければなりません。    

カリギュラ効果を引き起こさない対策はあるのか

経験的に感じている人も多いとは思いますが、ある程度大人になればカリギュラ効果は抑えられる傾向にあるようです。 大人になれば分別力がついてきますから。 つまり、良いこと悪いこと、安全か危険かの分別がはっきりしているものに対してはカリギュラ効果の抑制をかけられるということです。 御言葉を学んで、善悪の分別、やってはいけないことの必要性を感じれば、カリギュラ効果のような現象は治められるようになります。 神様の御言葉で「するな」と言われたことに対して、「なぜするなとおっしゃったのか」ということをを深く考えてみた時にその有益性を感じ、御言葉を忠実に守る人生を送れるはずです。    
今日のひとこと 仮にカリギュラ効果を利用して逆に「絶対に見ろよ!」と制限をかけると、たぶん見るから、教える側は本当に難しい。。。 宿題しろ!と言った時はしなくなるからといって、逆に宿題するな!と言った時に本当にしなくなることと似ている。
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