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世界のベストセラーと言われる聖書ってどれくらい売れてるの?

聖書は世界のベストセラーだよ! 聖書は世界中の国のいろんな言語で翻訳されている本なんだよ! と教えられてきましたが、大学1年生の時に聞いた話だったので、今はどうなのかは多少変わっているのではないかと思い、調べてみました。 ちなみに聖書について教えられたのは今から7年前の話です。 現代社会は移り変わりが早いので、7年もしていたらもしかしたらベストセラーになっていないのかもしれないという一抹の不安を抱えながら、いざ調査。  

目次

聖書の発行部数

ここ数年での年間発行部数は世界でどのくらいなのでしょうか? 日本語聖書協会が打ち出している数値は以下の通りでした。
2011年度 3215万7593部 2012年度 3344万1195部 2013年度 3205万8579部 2014年度 3390万6212部 2015年度 3439万6611部
同協会はDistribution World 2015年度UBS資料に基づいて掲載しています。 ものすごい量ですね。 3000万台を安定して維持しているのはさすがだなと思います。 維持どころか、全体的に見たら増えている? 熱心なクリスチャンたちが買い占めているという噂もよく聞きますが、仮にそうだとしてもすごいですよ。 これだけの量であれば、世界のベストセラーであることは信じてもいいでしょう。 もしかしたら世界のベストセラーを塗り替えられているのではないかという一抹の不安は吹っ飛びました。  

聖書の翻訳言語数

翻訳されている言語はどれくらいの数なのでしょうか? 旧約聖書、新約聖書共に翻訳されている数値を載せます。
アフリカ 343 アジア・太平洋 540 ヨーロッパ・中近東 41 アメリカ 333 国際語 0 合計 1257
国際語ってなんだ?|д゚) っていう疑問は一旦ここでは奥底にしまっておきたいと思います。 1257言語訳されていました。 私が教えてもらった時は2000言語に訳されていると教えられたので、少しギャップが感じられます。 分冊とか旧約のみとかの翻訳言語数を加味すると2551言語という結果も載っていたので、教えてくた人はそういう側面で教えてくれたのかもしれません。 せっかく調べたので私が今後誰かに教える時は正確に1257言語という数字を教えたいと思います。 数値情報は正確に伝えてこそ、スケールの実感を持ちやすいというのが持論ですので。  

聖書の翻訳の種類

摂理では聖書の翻訳は口語訳を用いていますが、どれだけの種類があり、それぞれどんな特徴の翻訳なのでしょうか。 調べてみたら、翻訳の種類は全部で5種類。 一つずつ解説していきたいと思います。

聖書ー口語訳

発行年:1955年 摂理の人たちがメインで利用している聖書で、日本で最初に広く使われるようになった現代語聖書です。 今ではアプリやオンラインで誰でも見れるようになっていますが、2005年までは著作権保護期間だったようで、無料で配信してなかったのだとか。 時代の恩恵に感謝ですな。  

聖書ー新改訳

発行年:1970年発行 ハーベスト・タイムのメッセージで朗読されている訳です。 ハーベスト・タイムとは、キリスト教再臨運動の団体のことであり、1986年1月から2010年までテレビ番組の放送がありました。聖句の「収穫の時」が名前の由来。 けっこういろんな教会で用いられているようです。  

聖書ー新共同訳

発行年:1987年 カトリックとプロテスタントの学者が共同で訳したもの。 カトリックとプロテスタントは対立してきた歴史がありましたが、21世紀に差し掛かる前に和解したといいます。 まさに平和の記念ともいえる聖書です。  

リビングバイブル

発行年:1984年 日常語訳ともいわれる聖書です。 かなり意訳されていて読みやすいっちゃ読みやすいのですが、 その分まちがって解釈しちゃう可能性もありますので、聖書を学ぶには不向きですね。  

バイブルminiー新改訳

発行年:2009年 私が一番最初に買ったのはこれでした。 小さくて持ち運べるじゃんと思って、1週間くらいはポケットに入れていました。 あまり訳とか気にしてなかったんですよね... 個人的にはやっぱり口語訳がなじみやすいです。    

総評

調べてみると、教えられたことと若干異なることがあったり、新しい発見があったりしました。 自分で手を動かして、自分の目で確かめるって重要だと感じました。 それでも、やっぱり調べてみても変わらずに思ったことは 聖書は偉大だった。 ということに尽きます。]]>

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