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帝王切開に至った原因

帝王切開での出産。
私は宣告されてから
手術までわずか2日でした^^;
気持ち的には緊急帝王切開です、
それまで普通分娩だと信じて疑わず、
帝王切開術のことを調べたこともなく
…という状態だったので^^;

でも、今思うと、
この日数の少なさが
怖がりの私にとっては
「なんだかよくわからないうちに
終わってしまった」
ってことで
逆によかったかもしれないと思っています。

 

さて、どうして私が
帝王切開術を受けることになったかというと。

1.胎盤機能不全
2.妊娠高血圧腎症

の2点です。

 

1.胎盤機能不全

胎盤とは母体から胎児へ
酸素や栄養を運ぶ役割をしていますが、
胎盤機能不全症候群とは、
この酸素や栄養を運ぶ胎盤の機能が低下してしまい
胎児に十分や酸素や栄養が
行かなくなってしまう状態のことをいいます。
酸素や栄養が十分に行かなくなってしまうと、
胎児は発育が悪くなったり
仮死状態になってしまう場合があります。

(出典:Doctors me

 

私が里帰りをしたのが31週。
それまでは比較的順調でした。
(糖で引っかかったり、
つわりで寝たきりだったりはありましたけど)

ところがここから
妊娠後期であるにも関わらず、
一向に体重が増えなくなったんです。
…ていうか、最終的には微量ながら減る始末^^;

お腹の赤ちゃんは育っているのか…
と不安になりましたが、
エコー等では異常なしでした。

しかし当日、胎盤機能不全の原因が
羊水が少なかったことにあったことが
わかりました。
通常300~500CCある羊水が
私の場合は100CCしかなかったそうです。
それで
臍帯を圧迫→胎児に栄養いかず→体重増えず
ということになったそうです。

 

2.妊娠高血圧腎症

妊娠高血圧症候群の中でも
妊娠20週以降にはじめて発症し、
高血圧に蛋白尿をともなうものを妊娠高血圧腎症、
高血圧のみのものを妊娠高血圧症と呼びます。

妊娠高血圧症候群を発症すると
母体への影響はもちろんのこと、
胎児発育にも影響を与え、
子宮内胎児発育遅延を引き起こすことがあり、
厳重な管理が必要となります。

一旦発症し重症化した場合には治療は難しく、
分娩させることしか方法がありません
(分娩するとほとんどは改善します)

一般に初産婦、高齢妊娠、
体重増加過多の妊婦に多いといわれますが、
自覚症状はほとんどなく、
健診での血圧測定や尿検査で
指摘されることがほとんどです。

また診断基準からは外れたものの
浮腫も大事な臨床症状であるため、
むくみが急激に悪化したり、
手やまぶたなど全身にみられる場合には
早めに受診してください。

(出典:http://www.naramed-u.ac.jp/~gyne/menu60-28.htmlより一部抜粋)

 

こっちは地味にツラかったですね。
実家で母が減塩醤油を買ったり
足湯をしたり、
いろいろ対策はしてみたものの
全くむくみは消えず。

しまいにはなんか視界が
キラキラというかチカチカというか…
なんか星が飛んでるなーみたいな症状が
昼間にちょこちょこ出ていました。

両方とも妊娠高血圧腎症の症状だったみたいです。

妊娠して一番負担がかかるのが、
母体の腎臓だそうです。
手術当日の朝は尿蛋白の数値が5!
母子手帳には3までしか欄がないので、
看護師さんがぐりぐり書き足していました(笑)

 

それで、36週末に健診を受けた際、
「急な話でびっくりすると思いますが」と
帝王切開を宣告(笑)されました。

母体にとっても
胎児にとっても
すぐに出した方がいいとの
主治医の判断でした。

 

まさに青天の霹靂

 

そのときはちょうどお盆前で、
里帰りの荷物を運ぶのに
一緒に帰省していた夫と
「じゃあこの次は出産のときに会おうね」
って予定で受診した健診でのことでした^^;

2人して顔は冷静でしたけど、
心の中は冷静じゃなかったようです。
説明を受けてから帰るとき、
ちょうどお昼時だったのですが、
2人ともランチを食べる場所すら決められないほど
動揺していたのを覚えてます。

健診は土曜日、
手術は月曜日。

この間で覚えてるのは、
教会の人たちに帝王切開術になったことを伝え、
月曜日に久々に会う予定だった友人たちに
キャンセルを伝えたくらいで、
あまり記憶がありません。

あ、あと手術の準備
(手術着の準備や足りないものを買いに行く)

先述のとおり怖がりなものですから、
下手に手術について調べなくてよかったなと思います^^;

 

この次は当日のことを書こうと思います。

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