会社での営業成績がトップになり、3年連続で売り上げが3倍になりましたという記事を書かせて頂きました。 今日は、Yoがなぜ営業トップの売り上げを叩きだすようになったのか、その秘話をお伝えいたします^^ Yoは、過去これまでに営業の仕事に就いたことは有りませんでした。 営業に関して、まったくど素人の人間として最初は入社しました。 そして、入社して最初の半年間は全く売れませんでした。 上司から、『いい加減に売ってくれ』 と言われ続けました。 Yoは、営業経験もなかったのと、入社して営業の方法を特に教えてくれることも無い状態だったので、営業活動というものがどういうものかわかっていませんでした。それで、何をしたら良いかわからなかったので、ひとまず、営業のために自社の製品パンフレットを見たり、競合他社の製品を調べたりしていました。 Yoは、営業として入社したものの、半年間、本格的な営業活動をしていなかったわけです。 まさに、何を考えているのか分からない。という状況だったでしょうか。 それで、上司から『あと1カ月で売り上げが出なかったら、もう雇えない』と、事実上の解雇予告を宣告されるようになってしまいました。 後がないと、ようやく悟ったYoは、残りの1カ月の間、必死に営業回りをするようになりました。しかし、一日中何軒も何軒も会社や家々を訪ねては、断られ続けました。 そういうある日、会社に1本の電話がかかって来ました。 そのかかって来た電話をおもむろにとったのがYoだったのですが、以前新聞広告に出していた自社の製品について、具体的に教えてほしいというお客様予備軍の方からのお電話でした。 それで、最初に電話に出たYoが対応するようになりましたが、お話を聞いてみると、自社の製品だけには収まらない複合案件で、到底Yoの手におえる案件ではりませんでした。 もはや自分の力ではどうにもできないため、何度も何度も上司に相談しながら、資料を作成し、足しげくお客様のところに通うようになりました。 お客様を前にした商談の場、営業初心者で、一対一の説明も不慣れな私を前に、お客様は丁寧に対応して頂いて、実は他の会社の営業の方からも話を受けていたんだけれども、Yoの会社の製品にします。と、案件がまとまり、初の売り上げが上がるようになりました。 Yoが考えていたことは、たった一つでした。 『売り上げが出ても出なくても、このお客様と、人間として誠実に応対させて頂こう。お客様の不安を満足して差し上げよう。仕えて差し上げよう。それでどうなるかはもう結果次第だ。』 と言うことでした。 聖書には、こういう聖句が有ります。 『各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのである。』 (新約聖書:コリント人への第二の手紙9章7節) もう、心から、このお客様と通じたい、心がつながりたいという思いで、必死でした。そうしたら、自然に、話がでてくるようになり、商談も決まるようになりました。 そして、この仕事の一番最後、製品を取り付けて運転を開始し、さぁ、終わりですね。というところで、お客様から、あるプレゼントを頂くようになりました。それは、お客さまからの心のこもった手作りの陶器茶碗でした。 お客様は、『よくしてくださったから、お礼の気持ちを込めて、お贈りしますね。』とおっしゃってくださいました。 私は、真実に感動しました。 『あぁ、こうやってお客様と一緒に、望んでいらっしゃることを成してさしあげる姿が通じて、売り上げも大事だけれども、お客様と心が通じることの方が、よっぽど大事なことなんだなぁ』と、痛烈に感じました。 売り上げも、陶器の茶碗も、疎通した感覚の経験も、すべて神様からのプレゼントなんだなと、素直にそう思いました。 この最初のお客様は、Yoの営業人生の根幹となる大きな教訓であり、財産であり、悟りとなるものとなりました。 皆さん、売り上げを上げたければ、売り上げを上げたい、製品を売りたい。という心も大事ですが、そのことよりももっと大切なことは、『お客様の心と通じて、心の通った人間関係を作り上げること。』だと感じます。 そうするときに、売り上げは不思議と上がって行きます☆ 続きはまた、書かせて頂きます^^ ]]>
【秘】営業トップセールスと聖書の関係~その1~
2015.05.09