神様は平和を成すところに働きかけるのよ。 仲睦まじく神様への賛美を考えているところに、神様が来て一緒に考えてくださったのね。」 L「うわぁ…!!」 その光景を想像してさらに感激するLちゃん。 C「Lちゃん、本当に神様が好きなんだね!そんなに感激するなんて…。」 L「はいっ!私、神様のこと大好きです!! だって、神様は私のことを愛して作って、育てて、ここに呼んでくださったから…だから…」 あふれる気持ちに言葉が追いついていないLちゃん、その愛の大きさが感じられますね。 神様も、「愛してる!」「大好き!」とたくさん言われて、本当に嬉しそうです。 ビーッ! B「あ、そろそろ次のプログラムだ。」 I「あら、私も準備しないとね。」 L「Iさんは何をなさるんですか?」 I「それはね…見てのお楽しみ。」 そう言い残して、その場を去るIさん。 …一体、何を披露するのでしょうか?
後半最初のプログラムは…。 J「…やっ!」 バンッ! 「弱気」と書かれた紙が真っ二つになりました! そう、Jくん、FくんとMさんによる「コメディ」です。道場の師範である二人に対し、道場破りを挑んだMさん、三人は自分の悪いところを破る、という勝負をして…というところです。 M「ほう…。」 J「僕たちは、ここに来て今まで持っていた弱い性格を克服してきた!」 F「こんなの楽勝さ~!」 M「では、私の番だ。」 そういって、Mさんが堂々と「高慢」と書かれた紙を出します。 しかし…達筆だった二人のとは違って、フニャフニャな字。 「こちらはMさんの直筆です。」 O「…プッ!アハハハ!」 ナレーションの解説に、思わず吹き出す会場の皆さん。 B「ダメだ…面白すぎて…耐えられない…。」 A「みんな、笑っちゃ…クスクス。」 J「あの…これ、小学生が書いたんですか?」 M「…オレだ!」 F「ププ~!おっかしい!」 M「ほっとけ!」 W「ギャハハハー!ウケる…!」 JくんとFくんがMさんの習字をいじるやり取りを見て、会場が爆笑の嵐です。 M「い、いくぞ!」 J「来い!」 M「ハッ!」 バアン! Mさんの勢いをつけたパンチは、「高慢」の紙を破りました! J「(うわー…パンチがこっちまで来るかと思った…)な、なかなかやるな。」 M「フン!」 F「じゃあ、これならどうかな~?」 勝ち誇るMさんに対して、Fくんが新たな紙を出してきました。 (摂理の猫カフェ|宗教へカルト・ラから。) O「あー!摂理猫!」 そこに写っているのは、摂理猫。 M「なっ…!」 F「さっきの勢いで、こいつも破ってみてよ~!」 M「くっ、行くぞ!」 そう言って、Mさんは先ほどと同じように紙に向かいパンチをします…が! M「くぅぅ…。」 拳は紙の前で止まり、動きません。 F「どうしたどうした~!」 M「うおぉぉぉぉ!」 叫びと共に頭を抱えて地面に倒れるMさん。 M「ダメだ~!俺には摂理猫に拳を向けられねぇ~!」 そう叫びながらもだえ苦しむMさん。 その姿を見て… 「アハハハ~!」 会場は大きな笑いに包まれました。 M「くっ、くそ…俺の敗けだ…。」 そんな中、Mさんは落ち込みますが… J「…いいえ。勝負は引き分けです。」 M「…なっ?どういうことだ?」 J「勝負より、神様が造られたものを大切にした。その善良な心があるのか試すために…」 F「あえて、摂理猫を出したんです。」 M「俺を…試したのか?」 J「ええ。 あなたをこの道場の弟子として認めます。」 …勝負は引き分けのはずなのに、しれっと弟子入りさせるJくん。そのおかしさに思わす笑ってしまいました。 J「それに…。 この摂理猫は誰も破れませんよ。可愛いですもん。」 —————————- O「いや~、とてもおもしろいコメディでした! それにしても、わたしMさんの気持ちわかりますよ。あの可愛い摂理猫には誰も手出しできませんよね~!」 M「う、うるさい…。」 ニヤニヤしながら司会を進めるOさん。Mさんは恥ずかしそうです。 D「いや、でも本当に面白かったです! まさかMさんがここまでいじられるなんて…意外でした。」 M「…フン。」 W「絶対、鄭明析先生も笑ってましたよ!今のコメディ!とっても良かったッス!」 M「…そうか。それなら…。」 そう返事をするMさん。ぶっきらぼうな言い方ですが、その顔には笑みがありました。 O「さて、次のプログラムはSさんとTくんによる合奏! 「偉大な摂理史」です!どうぞ!」 舞台にはTくんのピアノとSさんのギターが。 二人が息を合わせて、演奏を始めました! 神様の歴史が密かに始まるように、静かに始まった二人の演奏。 一つ一つの音が重なり、勇壮な音色を奏でて進みます。まるで…神様の歴史が神様を愛する人一人一人の行いによって大きくなっていくようです。 Tくんは神様の壮大な歴史を表現しようと全神経を集中させます。全身から流れる、力強さ。 Sさんのギターがメインのサビが終わり、曲は…流れが変わります! L「うわぁ…」 音の流れは雄大で、それでいて滑らか。多くの患難と波乱の中進行した歴史を象徴するように躍動感あふれるTくんの独奏。そこには、今までの彼になかった「自負心」と「力強さ」が滲み出て、聞く人を圧倒します。 N「こんな演奏…初めて聞いた…。」 多くのピアノ演奏を聞いたNさんも息を飲み、演奏に聞き入っていました。 普通の人にはできない、本当にピアノの演奏に打ち込んだTくんだからこそできる…間違いなく彼の「個性」がそこにありました。 E「すごい…。」 Tくんの演奏とSさんのギターが交互に流れ、間奏が終了。 会場からは思わず拍手が…! (今回の演奏も…筆者の能力不足で演奏の全容を表現しきれませんでした…。