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【摂理人が書く物語】天の宮で愛を歌う その2

アイドル風賛美」が披露されています。 N「4人とも…息がピッタリですね…。」 Nさんは踊っているみんなを写真に撮りながら感嘆していました。 位置の入れ替わり、歌うタイミング…どれも天使天軍たちのようにピッタリです。 それも、4人が本音を出し、お互いに意見を出し合った上に主が働きかけてくださった結果です。 I「…みんな、とてもいい笑顔ね。」 Iさんが言うように、4人とも笑顔で、本当に楽しそうに賛美をしていました。 人前に出るのがとても苦手だったAさんも、摂理で生きる味を知らず心が苦しかったBさんも、今は神様だけを意識して、いつも捧げていた賛美を捧げています。 賛美は「愛し愛してる」、歌もクライマックスです! -どうか行かないで 主を置いていくな このまま永遠に 千年行きたい- L「せーの!」 「主よ!私たち千年ずっと貴方とともに行きたいです! 愛してま~す!」 今回、賛美の振り付けを中心に企画を立てたGさん、そして一緒にまとめたLちゃん。 Aさん、Bさんと一緒に主に対する愛を告げるその姿はとても輝いていました。 本当にメロメロですね、主よ(笑) ——————————————– 次に披露されたのは、女性チームによる演劇。 舞台にはペテロを演じるOさんとイエス様を演じるCさんがいました。 O「ふぅ…夜通し漁をしたのに一匹も取れないなんて…こいつは一体どうなっているんだ? 俺はどうやって、生きていけばいいんだ…?」 ペテロが悩んでいるシーン。会場にはさざ波の音が…。 実は、このときNさんもこの演劇に参加していました。 —————————————- 本番2日前。 舞台で練習していたRさんはなにか悩んでいるようでした。 R「…音響役が不在だって?」 O「はい。どうやらインフルエンザにかかったみたいで…本番には行けないみたいです。」 R「そうか…。」 そう、芸術祭全体の音響を任されていた人が病気で来れなくなったのです。 その人以外にもう一人音響の人がいるのですが、その人はこの演劇に役者として出るため C「…どうしましょう?今から代役の人を探そうにも、時間が…。」 O「うーん…誰か音響できそうな人いないかな…。」 OさんもCさんも焦っていました。本番三日前なのに、音響役がいない…。 とそこに。 N「あの…どうしましたか?」 Nさんが話しかけてきました。 どうやら会場の装飾の打ち合わせに来ていたみたいですね。 O「あ、いや…だいじょ」 C「音響役の人がインフルエンザで来れなくて、代役を探しているの。」 O「って、Cさん!?」 C「別に隠すことでもないじゃない。Nだって、一度演劇に参加したんだし…。」 R「N、誰か音響できそうな人を知らないかな。」 N「……」 Rさんの問いかけに、しばし考えこむNさん。 N「(主よ…演劇の人たちが音響がいなくて困っているようです…! どうしたらいいのでしょうか…。)」 その考えが祈りとなり、神様のところに届けられました。 そして、Nさんに感動を与え…。 N「あの…。ここの会場の音響機器はどこにありますか…?」 O「えっ?」 —————————————– そう、Nさんは音響として参加していました。 Nさんは子供の時からクラシックコンサートをホールで聞いたり、演劇を鑑賞するが多く、そのため繊細な感性と合わせて音響のセンスがとてもよかったのです。 また、お父さんの繋がりで舞台の演出家や音響とも話したこともあり、知識もありました。 そのため、初めて音響をやったときにRさんもそのセンスの良さに驚いたみたいです。それから、Nさんは音響として演出の話し合いに加わり、さらに演劇の完成度が増しました。 舞台に直接立つことはできなくても、音響だって演劇に大切な役割の一つ。ここでも、Nさんの個性が引き出されてこのように演劇にも参加できるようになりました。 ———————————————  ]]>

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