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祈って、祈って、また祈った私の就活ー中編ー

 体験乗馬に行った時、部活以来馬に乗っていなかったので、楽しく乗ることができました。

 

 体験が終わった後、ふと空を見てみると、空一面に大きな十字架のかたちをした雲が出ていました。
 神様は万物を通して私たち人間にメッセージを送られる、と摂理の御言葉で学んでいたので、この十字架の雲も何かメッセージがあるのでは?と思うようになりました。
 その次の明け方の礼拝の時、次のような御言葉がありました。

 
 
御心のあるところに心が刺さる。
 
  
 
 この御言葉を聞いたとき、今まで疑問に思っていたことが、全て繋がったような気がしました。
自分の個性とは何か。
なぜ自分は馬術部に入ったのか。

 
 
 それらの疑問の答えが、
「自分は乗馬が個性であり、神様は自分に乗馬を通して成したい御心がある。だから、神様は自分に感動を与えて、乗馬の道に進むようになさった」のではないか?と思うようになりました。
 
  
 
 正解なのか間違いなのか、当時の自分には自信がありませんでした。
ただ一つ言えるのは、他の人が正しい、間違っている、ということはできない、ということだけでした。
とにかく、合っているのか間違っているのか、実際に動いてみないとわからないので、私は乗馬クラブに的を絞って探すようになりました。
 
 

 乗馬クラブを色々探す中で、いくつか興味のあるところを見つけるようになりました。
そんな中で、ネットで見つけたある牧場に興味を持つようになりました。
そこの牧場がやろうとしていること(理念)が良かったからです。
なので、そこに応募しようかどうか、迷いました。

 

ですが、ただネットの情報を見ただけでは実態を把握できないと思ったので、実際にその場所を見学させてもらうことにしました。
実際行ってみたら、とても環境が良かったです。

 

ですが、見学を通して職場から教会へどれくらい移動時間がかかるのか、実際に働いている人たちの様子、自分自身の信仰を保てるのかなど、色々考えた結果、そこで働くのは断念しました。
今思えば、見学=実際に確認することを通して、神様が私に道を教えてくださったのだと思います。

 
 
私は引き続き、御心の職場を探すようになりました。
 
 
 
 ネットで様々に探していくなかで、私は以前、体験乗馬に行った乗馬クラブを思い出し、そこを詳しく調べました。
すると、そこは摂理の教会にもアクセスしやすいのと、地元だったのでもし何かあった時にすぐに親に頼ることのできる、ちょうどいい場所でした。

 

私はそこに履歴書を送りました。
すると数日後、その乗馬クラブの系列のクラブの長から、
「ぜひ直接君と話をさせていただきたいので、都合の良い日にちはありますか?」
直接電話で連絡がありました。

 
 
 なので、私はつくばにいたのですが、すぐに新幹線に飛び乗り、そこに面接に行きました。

 
 
 面接に行って、そこの所長さんと話した結果、とりあえず3日間体験で働いてみて、そこからどうするか、また話し合いましょうということになった。

 
 
 体験で働く前日に、私は神様に「御心どおりになるようにしてください。もしそうでなければ、ダメだとはっきり止めてください」と祈り、臨みました。

 
 
 実際に働いてみた結果、驚いたことがありました。
それは、私がその年、もがきながらやってきた摂理のスポーツの器で行い、培ってきたことが、尽く職場で活かされているということでした。

 

 あれほど人前に立つと緊張のあまり吐き気がしていたのが、職場で多くのお客さんを前に話す時には全く起こらず、堂々と話すことができている自分がいました。
そこの業務内容のほとんどが、自分が摂理で経験したことと似ていたのです。
 
 
 
体験バイトが終わった後、そこで働いてみたいと思うようになりましたが、私にはあることが引っかかっていました。
それは「今の職場を選べば、主日礼拝はもちろん、教会にも以前のように通えなくなること」でした。

 

その前に見学に行った牧場のあるところでは、近くにある教会が片道3時間近くかかりました。
今回はそこまで遠くないにせよ、仕事の都合上休日が書き入れ時のため、日曜=主日礼拝の日はほぼ確実に行けなくなります。

  
 
馬の道に進みたいと思うようになってから、教会の指導者の方々にそのことを相談したことがあったのですが、どの人の顔色も決していいものではありませんでした。

 

後編へ続く

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