患者様には、出来る限り、優しく・真心で接します。
言葉1つも、丁寧に慎重に考えてお話します。
しかし、
時には厳しく聞こえる事も伝えなければいけない時があります。
入院期間も制限があります。
退院した後の事を考えると、
入院中に到達して欲しい目標があります。
その目標は個人によって違います。
例えば、
生活リズムの安定、病識の獲得、自己認識の向上
服薬の自己管理、金銭の自己管理、コミュニケーション能力の向上、
ストレス対処、体質改善……
スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている患者様を
無理矢理起こす事や
気が向かない患者様に
強制的に何かをさせる事はありません。
しかし、
退院に向けてステップアップを図るためには、
その目標に向けて、
徐々に行ってもらわないといけない事をご説明します。
すぐに納得される方もいれば、
「まだしたくない」「できない」「それは必要ない」等…
色々な反応と返答を頂く事は、よくあります。
それでも、時は過ぎ、その日は来てしまいます。
一番は
患者様のニーズを細かく把握したうえで、
最も必要なことを
限られた期間を最大限使いながら、
後悔がないように治療を受けて頂き、回復を目指すこと。
私は、御言葉で以下のように学びました。
シンプルでありながら、
患者様の心にも響いているようです。
<現実>においてはやりたくなくても、
<将来>を見るときはしなければならない。
その時になってやろうとしたら、遅れてできない。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より
患者様に限らず、
誰の心にも響く言葉ですよね?
与えられた”時”を、後悔なく生きられますように^^
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