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福岡電鉄で見えた<構想の重要性>@九州

 

先日人生で初めて九州に上陸した。

来てみたいとは思っていたけれど、なかなか来ることがなかった九州!

 

福岡空港に到着したのは18時だというのに、この明るさ!

 

 

写真だと少し暗く見えるかもしれないが、実際はもっと明るかった。

感覚的には東京での16時くらいの明るさ。

「2時間の時差があるのでは!?」と思うくらい。

 

 

 

 

福岡市内の電車にて

 

福岡空港に降り立って、電車で移動した際に、ふとドアの上にある案内表示板を見た。

それが以下。

 

 

 

いたって普通の案内表示板だが、

 

さて、これを見て、どう思われるだろうか?(´・ω・`)

 

 

特に「これが正解!」ということはないので、考えてみて頂きたい。

 

 

では Thinking Time Start!

 

 

 

 

…(どうと言われても)…(*_*)

 

 

…(なんか古い感じがするな)…

 

 

…(福大前って、ひっくり返したら美味しそうだな)…(‘ω’)

 

 

…(次郎丸ってすごい名前の駅だな)…(‘Д’)

 

 

…(六本松て、六本木を意識したのかな?)…|д゚)

 

 

…??

 

 

Finish^^

 

みなさんは何を思われただろうか?

是非コメントに書いていただければ。(‘ω’)

 

 

 

 

ちなみに電車の案内掲示板、東京だと以下のようになっている。

 

 

何が違うかと言えば、福岡の電車の案内掲示板は「駅名が全部書かれていて、今電車がどこを走っているのか、ランプが点灯することで分かる」ようになっている。

 

 

 

 

 

これを見て自分は何を感じたかというと、

(福岡電鉄にけんかを売るつもりは毛頭ないのだが)

 

「駅が増えたり減ったりした時、全部作り直しだな」(´・ω・`)

 

ということだった。

 

 

 

 

構想の重要性<変化の可能性を考慮する>

 

現段階の構想だと、全部駅名が書かれているので、

もし開発が進んで、

〇ある駅が無くなったり

〇ある駅と駅の間にもう一つ駅が増えたり

〇駅名が変わったりすると

全部作り直さないといけなくなる。

 

 

電車がいくつぐらいあるのか分からないが、もし変えなければいけなくなった場合、全ての電車の全ての案内掲示板を全部付け替えないといけない。

これはかなりの労力と人件費がかかる。

 

 

もちろん都市開発が完全に計算され尽くされていて、

もうこれ以上絶対に駅も増えないし、減らないし、名前も変わらない!

という前提の上で作られた案内板なのかもしれないが。

(もしそうだとしたら、恐るべし福岡市!(‘Д’))

 

 

 

一方、東京の電車の案内板は上に路線図が紙で貼られていて、

「今はどこにいるのか」「次の駅は何か?」は電光掲示板で表示する形になっている。

 

つまり、もし駅名が変わったり、駅が増減した場合でも、表示するデータを削除したり、内容を変えるだけで済む。

上の路線図は変える必要はあるが、紙で印刷したものを貼っているだけなので、変えること自体はそれほど大変ではない。

 

 

つまり電光掲示板での表示の方が、「変化に対応しやすい」構想になっていると言える。

 

 

 

 

私は以前Webプログラマーをしていたことがあるが、

システム構築においても重要な観点が

「今後の変化に柔軟に対応できること」

である。

 

 

例えば、よくあるシステムとして、ユーザーが個人情報を登録するシステムがあったとする。

「名前(漢字)」「性別」「郵便番号」「住所」「生年月日」「電話番号」

を登録するシステムを構築したとする。

 

 

しかし後々

「あ、やっぱり漢字の読みも平仮名で登録してもらいたいわ!」(‘ω’)

という要望が挙がることがある。

(実際現場では非常~~~~によくあることだ)

 

 

そのためプログラムを組む場合、

「最初から項目が増えても簡単に対応できるように」

組んでおくことがとても重要になってくる。

 

ここでいう「簡単に対応できる」というのは

「プログラムを書き換えないといけない部分が少ない」

ということを意味する。

 

 

プログラムの中で書き換えないといけない部分が多いと、

〇書き換えないといけない箇所をミスする可能性が増える

〇書き換えに時間がかかる

というデメリットが起こる。

 

 

 

Webでデザインを作る時も、

例えば項目の名前も、そのままHTMLに書き込んでしまうと、後で修正するとき全部書き換えないといけない。

ものすごい労力がかかってしまう。

そのため項目の名前をデータベースから持ってきて表示するということをしたりする。

そうすれば「項目の名前を変えたい!」と思った場合でも、データベースのデータを書き換えるだけで簡単に対応することができる。

(意味が分からない人は読み飛ばして大丈夫)

 

 

 

つまりシステムを構築する時も

「今後の変化に柔軟に対応できること」

を念頭において<構想>することがとても重要になってくる。

 

 

 

 

最後に

 

時代はいつも進歩している。

今あるものが、いつかは無くなったり

今無いものが、ある時から生じたりする。

 

最近は変化の速い時代になったとよく言われる。

 

 

だから「今」だけを見て、いろいろなものを構想すると

後々の変化に対応できなかったりする。

 

 

後あとになって「ああ、もっとこういう風に作っておけばよかった」というようになる。

 

 

 

これは自分自身を作る時も同じなのかなと思う。

 

 

 

大学生が簿記2級の資格を取っても、

将来のやりたいことが変わって、全然関係ない仕事に就くこともあるかもしれない。

 

 

「TOEIC900点取る!」というのも、

将来英語を使う可能性が高いなら、有益かもしれないが、

時代が変わってくる可能性は大いにある。

最近は翻訳機の性能がどんどん高まっており、

近い将来同時通訳する機械も出てくるだろうと言われている。

通訳者が職を失う可能性も出てきている今の時代だ。

 

 

 

 

変化が激しいこの時代は

「ああなっても、こうなっても対応できる自分を作る」

ということが求められているように思う。

 

 

そのためには「今」だけを見て構想していてはダメだ。

 

 

 

どんな変化にも対応できるように、

もっと自分の根幹を鍛えることが

この時代に求められている。

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 私と全く思考回路が違うので(笑)、ブログいつも楽しみにしてます(^^)/

    私は電光掲示板の写真を見た時に<ゆき>ってでっかく書いてあるなーというところが、パッと目につきました。
    ゆき ってあんまり普段、電光掲示板で見ないんですよね。

    どんな変化にも対応
    ほんとにそうですね!

    • 楽しみにして頂いてありがとうございます✨

      自分の思考回路は理系と芸術系を足して二で割ったような感じなので。笑

      さらに「ゆき」がひらがななのも面白いですよね。笑

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