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やりたくなくても

患者様には、出来る限り、優しく・真心で接します。

言葉1つも、丁寧に慎重に考えてお話します。

しかし、

時には厳しく聞こえる事も伝えなければいけない時があります。

入院期間も制限があります。

退院した後の事を考えると、

入院中に到達して欲しい目標があります。

その目標は個人によって違います。

例えば、

生活リズムの安定、病識の獲得、自己認識の向上

服薬の自己管理、金銭の自己管理、コミュニケーション能力の向上、

ストレス対処、体質改善……

 

スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている患者様を

無理矢理起こす事や

気が向かない患者様に

強制的に何かをさせる事はありません。

しかし、

退院に向けてステップアップを図るためには、

その目標に向けて、

徐々に行ってもらわないといけない事をご説明します。

 

すぐに納得される方もいれば、

「まだしたくない」「できない」「それは必要ない」等…

色々な反応と返答を頂く事は、よくあります。

それでも、時は過ぎ、その日は来てしまいます。
一番は

患者様のニーズを細かく把握したうえで、

最も必要なことを

限られた期間を最大限使いながら、

後悔がないように治療を受けて頂き、回復を目指すこと。

私は、御言葉で以下のように学びました。

シンプルでありながら、

患者様の心にも響いているようです。

20150817-19_ja
<現実>においてはやりたくなくても、
<将来>を見るときはしなければならない。
その時になってやろうとしたら、遅れてできない。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より

患者様に限らず、

誰の心にも響く言葉ですよね?

与えられた”時”を、後悔なく生きられますように^^
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