運用保守について書いていきます☆
SEの仕事は、
企画→ 要件定義 → 設計→ 開発→ テスト→ 保守
という感じになっています。
よく家を建てるまでも過程があげられますね。
これで分かるように、保守は作り終わった後に必要となってきます。
作り終わったあとは何をするのか?
と言ったら、それが滞らないで運用できるようにしなければなりません。
それが運用保守です。
運用保守の仕事を大きく3つほど紹介します。
職場やシステムによって異なると思うので、あくまでも参考程度にして頂ければと思います!
1.お客様相談
これは、実際にシステムを使用するお客様からの問い合わせに答える業務です。
問い合わせは、ヘルプデスクが窓口となっていますが、ヘルプデスクは業務的なことしかわかりません。
システム的なことは答えられないのです。
その為、ヘルプデスクが答えられない内容は、運用保守が調査して回答します。
2.お客様依頼
これがメインとなってくると思います。
依頼は主に、
・データ抽出
・メンテナンス
・調査依頼
に分かれます。
・データ抽出
例えば、どの期間に誰がどれだけアクセスしたか?そういうデータを知りたい時に依頼が来ます。
抽出には、SQLと呼ばれるデータベース言語を使います。
多いときは、数万件のデータを抽出するので、如何に整理できるかがミソとなってきます。1件1件手で整理していたら日が暮れてしまいます。Excelの技もこれで身につきました(笑)
・メンテナンス
開発とは違い、データベースに追加するような作業はメンテナンスで行ないます。
例えば、
プルダウンに1件追加して欲しい。や、
入力できる文字数を増やしたい。などです。
これもボリュームによって変わりますが、軽いものでは準備から実際の作業までで1,2時間で終わります。
ボリュームのあるものでは、2,3日かかります。
作業は、業務が終了したあとなので、19時以降、遅い時は22時以降に行ないます。
・調査依頼
これは、1.お客様相談のことです。
3.追加開発
これは、開発と言うように、プログラムを直します。
ただ、よく言われる開発とは違います。
一般の開発は、お客様から依頼があり、要件を練り合わせて開発します。
運用保守の開発は、それ比べると小規模です。
開発をしたけれど、ボリュームが大きすぎて対応しきれなかった。そういう場合は残作業として運用保守側に流れてきます。
また、1.お客様相談で書いたように、お客様の問い合わせに対して調査を行う場合があります。その時に、バグが見つかる可能性があります。それに対して修正をする必要があります。
いずれにしても、開発レベルではないけれど、改修が必要な場合は、運用保守に回ってきます。
という感じでSEでも運用保守となると、イメージが違ってきませんか?
納期に近くなると残業残業…ということはあまりないのですが、依頼が突然来るので突然忙しくなることもあり、正直読めないところがあります。
また、ボリュームが小さい分、複数仕事を抱えることもあります。
開発に向いている人、保守に向いている人がいると思いますので、
SEを調べる時はこの辺も注目してみてはどうでしょうか?]]>