熊本で今日も震度4の地震が起こっている日本。
熊本に近い大分以外でも、ここ2日のうちに大阪、茨城、宮城、秋田、北海道で震度1の地震が起こっている。
日本の南から北まで、地震の恐れのない地域は無いのだから、「ここは大丈夫」という安心は捨て、一層気を引き締めていかないといけない。
ニュースを見ていたら、海外でも地震や洪水・暴風など様々なことが起こっていた。
熊本の地震に日本中が関心を持ち、少しでも支援できればと人々が動いているように、海外で起こったことも「他人」のことではなく、「同じ地球の中」で起こったことだ。その事を考えながら、最近のニュースをまとめてみた。
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【アメリカ テキサス州 洪水】
4月30日未明に洪水が発生。
洪水により流された住宅の中にいた祖母と孫4人が死亡。
住宅地の背後に位置する川の水位が急速に増え、水量が堤防を越えた為洪水が発生した。
水位は屋根の高さまで届くほどだった。
アメリカ中南部を通過した暴風雨の影響で洪水が起こったもよう。
(写真とニュース元@news.livedoor)
【ケニア 首都ナイロビ 暴風雨でビル崩壊】
4月29日にケニアの首都ナイロビで6階建てのビルが崩壊。
原因は暴風雨。
150世帯が暮らしていた築2年のビルで、避難命令が無視されていた為、死者は少なくとも12人にのぼった。50人以上が行方不明。
他にも100人以上が居住していた7階建てのビルが崩壊し、少なくとも7人死亡している。多数が生き埋めになっている恐れがある。
(写真とニュース元@news.livedoor)
【シリア 北部アレッポ 病院を空爆】
内戦が続くシリアで戦闘が激化し、北部の要塞アレッポで4月27日夜に病院が空爆を受けて多数の人が死亡した。
国境なき医師団(MSF)が支援する病院付近での空爆で、少なくとも27人が死亡。そのほかにも空爆で30人以上が死亡している。
また、3日には、政府軍が掌握しているムファザ地区西部の病院を反政府派が砲撃し、女性3名が死亡し、17人が負傷している。別の地区でもロケット弾により11人が死亡している。反対に、反政府軍が掌握しているムファザ地区東部では、政府軍の空爆が始まっている。
現地では、非常に多くの人道医療支援スタッフが空爆を受け、殺され、重傷を負っている。また、何百万人もの人のライフラインが危機に直面している。MSFが支援する病院への空爆はロシア軍もシリア政府軍も米国主導の有志連合も否定しているが、意図的である可能性が高く、現地の人を始め多くの人が憤りを感じている。
(写真とニュース元@news.livedoor)
自然災害や人道的暴力で亡くなった多くの人々…心が痛い。
しかし、悲しいニュースばかりではなく、人命が奇跡的に救われたニュースもある。
【南米 エクアドル地震 72歳救出】
エクアドル地震@www.gettyimages.
熊本の地震と同じ16日に起こった南米エクアドルの地震(マグニチュード7・8)。
地震が起こって13日ぶりの4月29日に、72歳の男性が救助された。
崩壊した建物の被害状況を調査していた救助隊員が通りかかった時、中で音を立てていたため奇跡的に発見に至ったようだ。
救助されたバスケスさんは肝臓に問題がある他、脱水症状と、つま先を失った状態で病院へ収容されている。
このエクアドル地震、現時点で死者660人、負傷者1万2492人、行方不明者約130人、避難所での生活者2万6091人だ。
地震から約半月たった現在、生存者発見の希望は薄れつつあるものの、救助活動は続いている。
そんな中でのバスケスさんの救助は行方不明者の発見を待ち望む現地の人々に希望をもたらした。
(ニュース元@news.livedoor)
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写真@environment-illustration.com
この間、マイケル・ジャクソンがアフリカ難民支援の為に作ったチャリティソングを久しぶりに聞いた。
[We are the wold]
凄く良い歌詞だった。
「私たちは地球、私たちは同じ地球のこどもたち
私たちが輝く未来を作るんだ。
今までは自分の事ばかり考えていたけど、
これからは自分の手を差し出す時。
その選択はあなた自身にかかっている。
今まさに、互いに手と手を取り合う時。
そう、あなたとわたしで。」
ちょっと内容は前後するかもしれないが、そういう歌詞だった。
@pixta.jp
私たちが「同じ地球の家族」として共に助け合って生きること。
普段の生活の中で埋もれていてはなかなか考えられない時もあるけど、
とても大切なことだなと思った。
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お師匠は祈りの人だ。
「世界の平和」を願って、絶えない祈りを捧げられている。
地上から、武力・暴力がなくなるように。
地上から、詐欺師がなくなるように。
地上から、無差別・非人道的な殺人がなくなるように。
地上から、戦争がなくなるように。
地球上から、憎しみが消えるように・・・
@happysciencebooks.blog28.
2000年前、イエス様も祈られた。
世の中が悪に極限に傾いた時、イエス様は一緒にいた弟子に「一緒に祈ろう」と仰った。
しかし、弟子たちは疲れて居眠りをしてしまい、イエス様と一緒に祈る事ができなかった。
実は、この時は、イエス様が「十字架」につけられる前に一緒に祈る事ができる「最後の機会」だった。
しかし、その事を分からない弟子たちは、イエス様のもどかしい心情を悟れず、疲れて眠ってしまったのだ。
その姿を見ながらイエス様はこう仰った。
「あなたがたはそんなに、
ひと時も私と一緒に目を覚ましていることが、できなかったのか。
誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。
心は熱しているが、肉体が弱いのである。」
<マタイによる福音書26章40節>
弟子たちがイエス様と共に心情合わせて祈っていたならば、状況は変わったかもしれない。
「目を覚ます」というのは、ただ「肉体が眠らずに目を覚ましている」という意味だけではない。
「考えの目を覚ます」という意味もある。
今、この時の状況をはっきり分かっているのか。
今、どのような祈りが必要なのか。
私たちが「今」、考えの目を覚まして、「世界の平和」のために一つとなって祈る事。
お師匠は「祈る姿」を見せて下さりながら、私たちにその大切さを教えて下さった。
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