今日の18:30頃、家族でご飯を食べながらニュースを見ていたら、トピックでテレビの上に緊急速報が流れてきた。
「ノーベル賞 「医学生理学賞」大隅良典(東工大栄誉教授)」
それを見て、まっちゃんの家族
「おぉ~すごか~」
「日本人とったとね~」
「去年も とりんさったもんね~」
「三年連続でノーベル賞よ、すごかね~」
「しかも福岡の人やって!(←親近感)」
ヽ(*´∀`)ノ大盛り上がり。
ニュースによると、
この 大隅教授、1993年に「オートファジー」という現象を解明して、それから何年もかけて様々な「オートファジー」のつながりを解明してきたそうだ。
そもそもこの「オートファジー」が何かというと、「生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する食物作用」のことらしい。
「オートファジー」自体は、1960年にベルギーのドデューブがネズミの臓器で見つけている。
(彼は、1974年にこの発見でノーベル医学生理学賞を受賞)
しかし、分子レベルまでの解明はできていなかった。
大隅教授は、1988年に「オートファジー」の過程を実験中に発見。
さらにその研究を続ける中で1993年に、この「オートファジー(食物作用)」に必要不可欠な酵母を分子レベルで特定した。
「オートファジー」は、単細胞生物から人間のような高等生物に至るまで共通しており、飢餓状態に陥った細胞が生き延びる為の主要な役割を担っている。
そのため、「癌細胞の増加や老化の抑制」とも関係し、アルツハイマー病やパーキンソン病などに起こる「神経細胞の中に異常なたんぱく質の蓄積」を防ぐことにも関係してくる。
@www0.nih.go
1993年に大隅教授が解明したことが、どうして2016年に「ノーベル賞」につながったかは、近年このようなことが分かったからだ。
1993年に解明されてから、医学分野での「オートファジー」の研究が飛躍的に進み、様々な深刻な病気の抑制や解明に貢献したため、その功績者となった。
このニュースを見ながら、1993年に成したものが23年を経て実を結んだんだなぁと思った。
何事も、一つの事を執念をもって最後まで研究し、追求し、成し遂げる人たちは偉大だ。
<考え>が「人間の核」だ。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より@ www.god21.net
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